80周年のパ国で日本祭り=1万5千人来場、KAO=Sも

来場者と記念撮影するKAO=S(提供写真)

来場者と記念撮影するKAO=S(提供写真)

 移住80周年を迎えたパラグアイで先月15日、記念行事の一環として日本祭り(Festival Japones Gastronomico y Cultural)が首都アスンシオンのジョッキークラブ・デル・パラグアイで開催された。
 午後5時に開演した同祭では約1万5千万人が訪れたとされ、焼き鳥や巻き寿司などの日本食屋台や、コスプレ・コンテスト、大太鼓の演奏など様々なアトラクションを楽しんだ。
 日本からは3人組バンド「KAO=S」もステージに登場。サンパウロ市インテルラゴス・サーキットで昨年行なわれた、外交120周年記念花火祭りにも出演している。アンコールを含め8曲を披露し拍手喝采を浴びた。
 ボーカルの川渕かおりさんは、「感動的な体験だった。日本から遥か遠い場所で逞しく生きる日系の方々と実際にお会いして、共に祭りを作った事で心がぐっと近くなりました」と笑顔を見せ、「もっとパラグアイを知ってもらえるよう、また親交を深めていけるよう両国の架け橋になっていきたい」などと語った。