東西南北

 7日の判事投票でレナン上院議長の停職を解いたことで、最高裁が厳しい評価を受けている。マスコミの報道は厳しく、ネット上の国民の声も「司法が政府に屈した」という意見が目立つ。政府や判事たちからすれば「国にとっての重要な法案がある」「任期はあと少ししかないのだから」で済まされる問題かもしれないが、そこまでは考慮してくれない国民からすれば、「なぜ汚職で悪名高い人物が権力に居座り続けるのか」ということになってしまう。このあたりの事情が今後どう説得されるか。なお、翌日の8日が「ジア・ド・ジュスチッサ」(正義の日)だったのは、なんとも皮肉だ。
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 サンパウロ市市警は、昨年4月に大サンパウロ市圏カラピクイーバで起こった、ジェラウド・アウキミン・サンパウロ州知事の息子トマスさん(当時31)ら5人が死亡したヘリコプターの墜落事故に関し、事故機に搭乗していた整備士のジョゼ・カルロス・ダス・ネーヴェス氏と、同機を所有していた企業職員4人を起訴することを決めた。これに対しアウキミン知事は「いずれにせよ息子は帰ってこない。大事なのは過ちを繰り返さないことだ」と語っている。
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 シャペコエンセの飛行機墜落事故の3人の生存選手のうち、頭蓋骨損傷の重傷を負ったアラン・ルシュネルが7日、病室からのビデオメッセージをファンたちに送った。アランはこのビデオで感謝と自らの回復ぶりをアピールした。彼は支えがあれば自力で歩けるまでに回復し、7日に集中治療室から一般病室に移った。このまま良好なら、伯国の病院に移る可能性も出てきたようだ。