東西南北

　リオ州知事在任中に、非公式の国外旅行を２４回も行っていたことが先週公表されたセルジオ・カブラル容疑者。夫人のアドリアナ・アンセルモ容疑者は、退任後も１年で１０回以上の国外旅行をするなど、その贅沢三昧な暮らしぶりが伝えられていたが、その後入った情報によると、それらの旅行のうち、少なくとも１３回が、エイケ・バチスタ氏所有のジェット機によるものだったという。エイケ氏と言えば、ほんの５年ほど前までは世界の富豪ランキングの１０傑に入るほどの存在だったが、今や負債地獄に追われていることの方で有名だ。｢兵どもが夢の跡｣とは、まさにこういうことか。
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　６日午後３時頃、サンパウロ市セントロのレプブリカを走行中のバスで、右側の一番後ろの窓ガラスが外れ落ち、５８歳の女性が道路へと転落する事故が起きた。この女性は頭を負傷したという。走っていたバスから地面に落とされるのだから、もしそこに別の車が走ってきていたら、轢かれて、それこそ命にかかわることだったはず。それが怪我程度で済んだのは、不幸中の幸いといったところか。公共交通機関は市民が安心して利用できるものであってほしい。
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　１月に入り、熱帯高気圧の影響もあり、サンパウロ州水系のバランスの悪い降雨が続いている。グアラピランガ、アウト・コチア、リオ・クラーロでは既に１００ミリを越える大雨が降っているのに、カンタレイラ、アウト・チエテ、リオ・グランデはまだ３０～４０ミリ台。今週も予想では雨が降りやすいとなっているが、降雨量が少ないところにこそ降ってほしい。