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 国際交流基金は、16日午後7時から、サンパウロ市の三重県人会館(Av. Lins de Vasconcelos, 3352)で、松涛館流の空手講師を招き、ワークショップを行う。入場無料。20年東京五輪で空手が正式に種目として採用されたことを受けて、次の五輪に向けて空手をブラジルでもさらに普及を図ることが狙いだという。17、18日には、ミナスジェライス州で行われる第6回日本祭りでも実演も行うのだとか。申込みは、同基金(info@fjsp.org.br、11・3141・0110)まで。
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 川柳誌『ぶらじる川柳』(ぶらじる川柳社)の第212号が2月に発行された。《酉年に老いた駄馬でも飛ぶ構え》(荒井花生)とあるように何事も心意気が大事なよう。《ガーロ鳴き弁当担いで出た昔》(鈴木甘雨)は農業経験者ならみな肯くところか。《おどかすなお前が市議かと信じかね》(中山哲弥)には「下議」とか「大臣」とか色々なパターンがありそう。えっ「大統領」も。《ゴミと愚痴はいてもすぐによくたまり》(那須アリセ)同様に「埃とぼやき」もよく溜まるかも。《カタカナ語使うが英語話せない》(角谷博)の延長で、英語ペラペラの人はあんがいカタカナ語を使わないらしい―との話も。