花の自転車で幸せ届ける=JH開館前特別イベント

 

笑顔で自転車を走らせる東さん(前方左)

笑顔で自転車を走らせる東さん(前方左)

 日本人フラワー・アーティストの東信さん(40、福岡県)が5月に開所するジャパンハウス(JH)のプレオープンイベントとして、花を乗せた自転車でサンパウロ市内を走る「フラワー・メッセンジャー」を行っている。初日の8日、30人の参加者らが、自転車でセー広場のゼロ地点から出発した。
 東さんはイベントについて、「市民に綺麗な花と一緒に、幸せや楽しさを届け交流している。私達は彼らの日常に『愛』という感情を感染させている」と楽しそうに語った。
 JHのマルセロ・ダンタス企画局長は「フラワー・メッセンジャーは東さんの特徴が良く表れた移動イベント。花を飾った30台の自転車に乗った様々な若者がサンパウロ市の主要な場所に訪れる」とイベントを説明した。
 在聖総領事館の中前隆博総領事はセー広場から同イベントに参加した。「花を飾った自転車に乗り、周囲の人々の反応を見るのが面白かった。こ日伯の関係に友情をもたらすこのイベントで良いスタートが切れた」と満足した様子で話した。
 同イベントは5月7日まで開催される。時間は午前10時~午後6時まで。今日14日はアナ・ローザ駅からリベルダーデ広場まで走る。詳しい日程はJHのFacebookページ(https://www.facebook.com/JapanHouseSP/)で。