《ブラジル》佛心寺で文化祭を開催=「美術館とは違う鑑賞体験を」

左から僧侶の田原さん、同寺婦人部の梅原さん、長与さん、上村さん

左から僧侶の田原さん、同寺婦人部の梅原さん、長与さん、上村さん

 曹洞宗南米別院祥獄山佛心寺(采川道昭総監)は第16回文化祭を5月19日から21日まで、サンパウロ市リベルダーデ区の同寺(Rua Sao Joaquim, 285)で行なう。19日は午後1時から午後5時まで、20、21日は午前9時から午後5時まで開催。入場無料。
 文化祭では芸術家の豊田豊さん、小田エルザさん、書道家の小林月仙さんの作品のほか、俳句、生け花、絵画、書道などが展示される。
 また、写経と生け花を体験できる時間を設けており、写経は20、21日の午前9時から10時、生け花は20日の午後2時から4時。参加希望者は、事前に同寺に連絡し、寄付金として5レアルを納める。
 案内に来社した僧侶の田原良樹さんは「寺では心を整え、わだかまりを取り除いて作品を鑑賞できる。美術館で観るのとはちがった感覚だと思います」と話した。
 問い合わせや、写経や生け花の体験を希望する場合は同寺(11・3208・4515)まで。