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 先月30日にサンパウロ市文協で行なわれた「秋の古本市」には約900人も来場して、販売総額では1万9770レアルを達成し、共に近年最多となった。古本市実行委員長の細野昭雄さんによると「従来からの古本市ファンに加え、口コミやソーシャルネットワークを通じて非日系も含めた若者の来場者が増えている」とのこと。また「不景気の影響により、新品ではなく古本を選択する傾向が強くなっている」と話す。古本市は年に2回だが、当編集部の入り口には古本コーナーを常設している。本との出会いを求めて、ぜひ足を運んでみては。