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《ブラジル》PSDBが連立与党残留決める=アウキミンやドリアの意向強く=党内一致の結論にはあらず=政治不信が悪化すれば離脱も

12日、PSDBの記者会見より(Fabio Rodrigues Pozzebom/Agência Brasil)

12日、PSDBの記者会見より(Fabio Rodrigues Pozzebom/Agência Brasil)

 12日、かねてから連立政権離脱がささやかれていた民主社会党(PSDB)が、とりあえず現状では連立に残ることを決めた。決断には同党サンパウロ州支部の思惑が大きかった。だが、この判断は状況次第で変わり得るもので、予断を許さない状況だ。13日付現地紙が報じている。

 JBS社のジョエズレイ・バチスタ氏との間の贈収賄疑惑で上議停職となり、党首も休職中のアエシオ・ネーヴェス氏に代わる暫定党首のタッソ・ジェレイサッチ上議は、「社会保障制度改革と労働法改正という重大な課題が残っており、連立離脱には機が熟していない」と語った。だが、本来は離脱を望んでいた同氏は、「今の政府は私が望むものではないし、大半の党員にしても然りだ」とも語っている。

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