東西南北

 18年大統領選の注目候補のジャイール・ボウソナロ下議が10日、記者会見を開き、全国環境党(PEN・愛国党に改名予定)への移籍を「婚約者」という形で表現した。同氏は、同党が最高裁に対して起こした「裁判で2審以上で有罪になると出馬できない」という判断見直しを求める訴訟を取り下げれば正式に入党するとのことだ。それにしても、大統領選の世論調査では支持率2位の人物の上、10日夜のネットでは大いに話題になった話なのに、11日付現地紙がこの話題に割いた紙面は本当にわずかなもの。かねてからの差別的問題発言に加え、下議3人の小政党に移籍では、本気にされないのが現実か。
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 9日夜から約70人の抗議団体がサンパウロ市議会を占拠していたが、11日午後、退去した。彼らはジョアン・ドリア市長が推し進めている公園や霊園などの民営化計画や、学生への無料乗車券の使用条件変更などに反対している。サンパウロ州地裁が「5日以内の退散」を命じたことと、市議会議長が14日の議員らとの会合と15日の本会議での発言を認めたことを受けて、立ち退いた。ドリア市長は「そんな抗議をしても無駄」と一蹴したが、はたして。
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 10日はサッカーのリベルタドーレス杯のベスト16戦2試合が行われた。サントスは評判のキーパー、ヴァンデルレイの再三の美技でピンチを逃れ、1―0でアトレチコ・パラナエンセを2試合連続で下し、準々決勝進出を決めた。同日はW杯南米予選のセレソンの発表日でもあり、そこで彼が選に漏れたことを不満がる人も目立っていたため、歓声もひときわ大きかった。