西本願寺でうら盆会19日=故人偲び、仏の教えに遭う

昨年の盆踊りの様子

昨年の盆踊りの様子

 亡くなった家族や友人を偲び、仏の教えに遭うための『うら盆会』を、西本願寺が19日午後1時からサンパウロ市サウーデ区のブラジル別院(Rua Changua, 108)で開催する。参加無料。
 釈迦の弟子である目連尊者が餓鬼道に落ちて苦しむ実母を救うため、仏法を施したという逸話に由来する。
 午後1時から法要が行われ、輪番の杣山哲英師が日語、副輪番の安中円諦師がポ語で法話を行う。その後、お斎と呼ばれる和食が参加者に振舞われ、盆踊りでは和太鼓とともにソーラン節、炭坑節を踊る。
 例年100人ほどの参加があり、杣山師は「故人を偲ぶため天井に飾る約千個の提灯も見ものです。お気軽にお越しください」と来場を呼びかけた。
 問い合わせは同院(11・2275・8677)まで。