■訃報■作本登実子さん

 ブラジル國誠流詩吟会の会長、作本登実子さん(作本國登)が22日午後9時頃、自宅で心臓麻痺を起こし急死した。享年87。葬儀はサンパウロ市ヴィラ・アルピーナ火葬場で23日午後に行なわれた。初七日、四十九日法要は未定。
 1932年11月14日、サンパウロ市リベルダーデ区生まれ。同年に母・郷原満寿恵さんが日伯実科女学校を創立した。サンフランシスコ学園幼稚部からコレジオ・パウリスターノへ。
 父・郷原重登さんは終戦直後の勝ち組リーダーの一人として有名。登実子さんは同女学校の洋裁などの教師として教育に長年従事した。
 1960年代に既製服が増えて経営が苦しくなり閉校。むつみ幼稚園は残り、そこから現在のOENが1999年に分かれ、登実子も手伝っていた。靖国・ド・ブラジル、煎茶道静風流ブラジル灯楽会、俳句会でも活動していた。
 本来は「登美子」、自主改名し「登実子」と名乗っていた。9月30日に東京で開催される『國誠流詩吟 宗家襲名二十周年記念祝賀吟詠大会』で訪日するのを楽しみにしていた矢先だった。