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東西南北

 27日付エスタード紙が、イプソスという調査団体による世論調査の結果を掲載した。そこには政治家や最高裁判事、ラヴァ・ジャット作戦のデウタン・ダラグノル捜査官や大統領選出馬を希望しているタレントのルシアノ・フッキに至るまでの支持率・不支持率が掲載されていた。参考にはなるが、どの人をとっても不支持率が高く、支持率が唯一、過半数を超えた(55%)セルジオ・モロ判事でさえ、不支持率が37%に上昇。全体を見て感じられたのは、国民の中の「疑わしい人を全て罰してほしい」「無罪にするのは裏で手を組んでいるからでは」という焦りや猜疑心だ。時間をかけて冷静に事態を見守ることも、これからの国民に必要では。
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 26日午前7時頃、サンパウロ州カンピーナスのヴィラ・コッポス空港につながる高架橋から1台の車が15メートル下の車道に転落し、乗っていた女性2人が死亡した。2人は乗っていた車を停車させようとしたが、誤ってアクセルを踏んでしまったために脱線し、悲劇につながった。彼女たちは共にカンピーナス総合大学大学院で学ぶ30代前半の友人同志で、ひとりは今年1月に既に博士課程を修了していた。
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 27日のサッカーの全国選手権、注目のアリアンツ・パルケでの伝統の一戦、パルメイラス対サンパウロは激しい点の取り合いの末、パルメイラスが4対2で振り切った。この敗戦でサンパウロはさらに順位後退し、18位。かつての3連覇の立役者で、「プロフェタ(預言者)」の愛称を持つエルナネスが復帰しても、孤軍奮闘では劇的な変化は難しいか。

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