東西南北

 既に報じているとおり、テメル大統領の2度目の告発は回避された。ただ、大方がこの結果を予想できていたため、世間にはそれほど大きなインパクトをもっては迎えられていない。その証拠に、グローボ局は放送予定を変更して、9時のノヴェーラの代わりに生放送で下院での投票の様子を伝えていたが、それによって、通常の4分の1ほどの視聴者を失ったとか。もう、残り任期も少ないため、下手に大統領を変えて経済を混乱させるのは得策ではないとのの見方が政界内部にも拡がっているためか、テメル氏の任期全うの可能性は上がった。気をつけたほうが良いのはむしろ、体調を壊さないようにすることか。
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 25日の夜から26日にかけて、サンパウロ市では久々に強い雨が降った。この影響で、26日午前9時現在の6大水系の降水量は軒並み、20ミリから30ミリ上がった。雨量に苦戦していた今月だが、カンタレイラ、アウト・チエテ、グアラピランガといった主要3水系の月間降水量も80ミリ前後まで上がった。予報だと、今月いっぱいはまだ雨が続くようなので、なんとか100ミリ、あわよくば各水系の月間平均降水量に届いてほしい。
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 25日のサッカーのリベルタドーレス杯準決勝、グレミオは、敵地エクアドル(グアヤキル)でのバルセロナ戦を3―0で快勝。これで11月1日に本拠地ポルト・アレグレでの第2戦で、最悪負けても2点差以内なら決勝進出とかなり有利になった。決勝進出なら、ブラジル勢としては4年ぶりとなる。ぜひ突破してほしいところだ。