ブラジル経済ニュース

SEB、米デジタル・メディア・アカデミーの株式50%を取得

 

 ブラジル教育業界大手のSEBグループが、米国の主要大学で夏期集中コースを提供している、デジタル・メディア・アカデミー社(DMA)の株式の50%を取得することになった。DMAはオンラインの授業も行っており、100の講座の学習者はこの10年間で10万人に及ぶ。SEBはさらに、1500人の生徒を抱える、サンタカタリーナ州のCOCフロリパの買収も発表した。

 

 

ナトゥーラが、ザ・ボディ・ショップ買収後、初の株主総会を招集

 

 ブラジル化粧品大手のナトゥーラ社が、11月30日に、ザ・ボディ・ショップ買収後初の経営陣承認のための株主総会を行うと発表した。同グループの経営審議会議長には、ロベルト・マルケス氏が就任する予定。元ザ・ボディ・ショップのピーター・サウンダーズ氏は同審議会に加わる。

 

 

マガジン・ルイーザ、さらに30店舗を開店

 

 家電量販店チェーン大手のマガジン・ルイーザが、今年の第4四半期だけで30店舗を新規オープンし、今年の新規出店数を60に引き上げると同社社長のフレデリコ・トラジャーノ氏が発表。ネット販売や新規店舗の売り上げを除いた今年第3四半期の実店舗売り上げは昨年同期比19%増だった。

 

 

B2W、今年第3四半期8800万レアルの損失

 

 総合小売店アメリカーナスや、イーコマースのスブマリーノを傘下に持つ、ブラジルのイーコマース大手B2Wが、今年第3四半期に8800万レアルの損失を計上した。損失額は、昨年同期比で39・3%少ない。今年1~9月の同社の損失は、3億7660万レアルに達している。

 

 

穀物メジャー、米ブンゲ(Bunge)ブラジル国内製糖業売却へ

 

米国に本社を置く、穀物メジャーのブンゲ(Bunge)が、4年前からブラジル国内製糖業の売却を図っている。同社社長のソレン・シュローダー氏は、製糖部門の分社化、株式新規公開(IPO)の可能性も視野に入れている。