松柏大志万文化祭、11日=児童生徒が劇や書道などを発表

来社した皆さん

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 松柏学園・大志万学院は、「2017年度文化祭」を11日午前8時から正午まで同学院(Rua Ferdinando Galiani, 80, Vila Mariana)で行う。両校生徒ら約400人が1年間学んだことを、展示や実演の形で発表する。入場無料。

 大志万学院は2歳から15歳の子供が在籍し、幼児や小学部の児童は歌や踊りを中心とした演目を行なう。

 中学部はテーマを「ところ」とし、世界の国やブラジルの町にまつわる劇を行なう。宇賀神山本ロドリゴくん(14、4世)のクラスでは、北朝鮮の庶民の生活を演じ、独裁政権や言論の自由について訴える。

 松柏学園の生徒は去年の12月から今年の2月にかけて『第21回訪日使節団』として日本に滞在しており、同祭では日本での平和学習で学んだことや、日伯文化の違いについて発表資料を掲示する。他にも作文、書道、生花などを展示する。

 来社した教員の芝田佐奈恵エリカさん、井出袋みどりさんと5人の生徒は「招待状や装飾品など生徒たちが役割を持って、文化祭を作り上げます。ぜひ見に来てください」と呼びかけた。

 問合せは同校(11・5908・0019)まで。