ベストセラーの原作を映画化=「なぜ生きる」23日から

アニメ映画「なぜ生きる 蓮如上人と吉崎炎上」

アニメ映画「なぜ生きる 蓮如上人と吉崎炎上」

 アニメ映画「なぜ生きる 蓮如上人と吉崎炎上」が11月23日から上映されることが決まった。ポ語字幕付き。室町時代の浄土真宗の僧、蓮如(れんにょ)を中心とした史実を元にしたストーリーで、日本では29週間に渡って上映されるなど話題となった。
 原作は、明橋大二(あけはしだいじ)氏と伊藤健太郎氏の共著で2001年に出版されシリーズ累計100万部を売り上げた「なぜ生きる」。既にポ語に加えて、英中韓語に翻訳されており、今後さらにロシア語など4ヶ国語での出版を予定している。
 映画は「人はなぜ生きるのか」という問いに真っ向から向き合った作品。人生に絶望する青年が、蓮如が説く浄土真宗の教えに触れ、弟子入りし、問いの答えを求める。
 案内のためにサトリ出版社の山本真二さん、高瀬アリセ光江さん、南よしおさんは、「『なぜ生きる』のかは誰もが考えること。国を超えて広く見てもらいたい作品です」と述べ、「スタジオシブリ出身のアニメーターが多く携わっており、絵がとても綺麗。アニメ好きの方にもオススメです」と話した。
 作品はサンパウロ、リオ、ブラジリアなど主要都市の映画館・Espaco Itauで上映される。詳細情報は作品HP(http://porquevivemos-ofilme.com.br/)まで。