「子供たちのサーカス」=PIPA発表会、25日

 サンパウロ日伯援護協会傘下の自閉症児療育学級PIPA(輪島リカルド施設長)は、『第13回発表会』を25日午前10時から、サンパウロ市文協大講堂(Rua Sao Joaquim, 381)で開催する。
 今年のテーマは、「PIPALEGRIA O circo das criancas da PIPA(子供たちのサーカス)」。5から18歳までの同学級の約40人の自閉症を抱える子供達が、普段の治療を通じて成長した姿を披露する。
 昨年は宮城県人会で開催され、400人超の入場者を迎えたが、今回は1200人収容可能な文協大講堂が会場となり、700人以上の入場者を見込む。
 輪島施設長は「発表会はただ単にサーカス芸を披露するだけでない、社会的技能を訓練してきた若者達の社会的包摂を見せる場。感動なしには見られません」と来場を呼びかけた。