ブラジル日本商工会議所(松永愛一郎会頭)は「3月定例懇親昼食会」を先月16日、市内ホテルで開催し、2本立てで講演会を行った。 「これまで社会の中枢を担ってきたエスタブリッシュメント(既存体制)に対する揺さぶりが先進国、途上国で起きている」と世界情勢を俯瞰したのは、国際公共政策研究センターの田中直毅理事長だ。「2018年世界経 ...
続きを読む »2018年4月11日の記事一覧
射撃協会=110周年記念式典、29日に=沢田美喜氏ら功績を讃え
ブラジル日本移民110周年を記念し、ノーバ・バンデイランテス射撃協会(山本恒夫代表)が29日、在伯退役軍人協会(ANVFEB、Rua Santa Madalena, 46, Bela Vista)で記念式典を行なう。入場無料だが要申込み、各自持ち寄り。午前10時に集合すること。 移民110周年を祝うほか、社会実業家の故沢田美 ...
続きを読む »有料でも殺到、近現代史に重点=ポ語の日本史講座が再開
ブラジル漫画協会(佐藤フランシスコ紀行会長)と三重県人会(下川孝会長)による『日本の歴史講座』(全9回、ポ語)の第1回目が、先月17日に三重県人会で開催された。 昨年は毎回200人を集めて大好評だった同講座。「今年も続けて欲しい」との参加者からの強い要望を受け、再開された。昨年は全回無料で経費が嵩んだことから、今回は1回3時 ...
続きを読む »大耳小耳
京都外国語大学創立70周年記念国際シンポ「大使による市民講座」(2017年6月30日開催)の報告書によれば、在名古屋ブラジル総領事のアルナウド・カイシェ・ドリヴェイラ総領事は講演の中で、なかなか良いことを言っている。「日本で暮らすブラジル人就労者の約60%は永住権を得ています。しかしながら、彼らの日本社会への完全な溶け込み、と ...
続きを読む »日本の若者、ブラジルで何を得た?=交流協会の研修生体験記=最終回=到着した次の4人、今後の期待聞く
前回まで連載した5人の2017年度研修生は3月に帰国し、もう新たな人生を歩み始めた。 それからひと月経った4月7日、ブラジルには新たに研修を始める2018年度研修生が到着した。 今年の研修生4人の一人、ヤマト商事で研修を行う幸崎大樹さん(24、兵庫)に、参加した経緯とこれからの1年間への期待を聞いた。(交流協会運営委員=石 ...
続きを読む »どこから来たの=大門千夏=(75)
「水代、一〇ドル! 二人で二〇ドル、それから、これに税金やらサービス料やら、二五%かかる」 「じゃあ二人で水だけで二五ドル。まさか!」二人で顔を見合わせた。 あわてて残った水をいじましくコップに注いだ。無理して飲んだ。こんな時、お生まれが判るのよね、と言いながらやっぱり飲んだ。残して立ち去ることがどうして出来ようか、できる ...
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