エスペランサ婦人会(倉持恵美子会長)が『第67回慈善バザー』を6日、文協ビルの大サロンと大講堂で行なった。同婦人会の前身は1949年、戦後の日本にララ救援物資を送るために創立した。会員の高齢化に伴い年々規模を縮小しているが、今もなお歴史を紡ぎ続けている。 会場には手製の衣料品や漬物、お菓子などのバザー業者約30店舗が軒を連ね ...
続きを読む »2018年5月12日の記事一覧
皇族の短歌130首=来伯時の想いを詠まれた歌も
サンタクルス病院(石川ヘナト理事長)は開院79周年と日本移民110周年を記念して、『詩集 皇族の短歌』の刊行した。130首を日ポ両語で収録している。 日伯修好120周年を迎えた2015年に天皇皇后両陛下の短歌120首を収録した詩集を刊行していて、今回はそれに他の皇族が詠まれた10首を加えた。 冒頭には、両陛下および秋篠宮同 ...
続きを読む »19日、河野外務大臣の歓迎会
河野太郎外務大臣が視察のために訪伯するにあたり、サンパウロ市の日系34団体が歓迎会を開催することになり、広く出席を呼びかけている。19日午後7時半から文協貴賓室(Rua Sao Joaquim, 381)で行われる。会費100レアル。 河野氏は自由民主党所属の衆議院議員。昨年8月に外務大臣に抜擢され、10月には東京で行われた ...
続きを読む »日本民謡協会大会結果
ブラジル日本民謡協会(塩野彰会長)は先月29日に宮城県人会館で開催された「第51回日本民謡全伯大会」の結果を公表した。各部優勝者は次の通り(敬称略)。 壽年A(85歳以上)=土佐千代子、同B(79~84歳)= 菅沼政子、高年A(70~78歳)=上路(かみじ)パウロ、同B(60~69歳)=海野信一(うみののぶいち)、少年少女A( ...
続きを読む »大耳小耳
日本映画『Esplendor(彼らが本気で編むときは)』(荻上直子監督、生田斗真主演、2017年)の上映が、サンパウロ市映画館(Reserva Cultural、Caixa Belas Artesなど5館)で今週末から始まった。ポ語字幕。主人公はトランスジェンダー(性同一性障害)で、テーマは編み物。差別や育児放棄を含む社会問題 ...
続きを読む »110周年記念リレーエッセイ=若手・中堅弁護士が見た=日伯またぐ法律事務の現場=第7回=ブラジル研修雑感~机の上の法律も面白いけれど~
昨年、ご縁があってサンパウロ市スマレの法律事務所にて半年ほど研修をさせていただくことになった。同事務所では会社法部門に配属させていただいたのであるが、もとより労働法全般に興味があり、比較法的にもブラジルの労働法が特徴的で勉強してみたかったので、折に触れて労働事件にも多く同席させていただいた。 例えば、日本で雇用していた労働者 ...
続きを読む »県連故郷巡り=日本人ハワイ移住150周年=ホノルル・フェスタで交流=第5回=ワイキキビーチは人工の砂浜
今回のハワイへのふるさと巡りはメンバーが142人と大勢だったため、三つのグループに分かれていた。その一つのグループが食事しているレストランに向かった。レストランは日系の人が経営しているもので、バイキング式で日本食や他の料理もあり、自由に取ることができ、味も悪くなかったが、他の二つのグループは、他で食べたらしく文句たらたらであっ ...
続きを読む »どこから来たの=大門千夏=(95)
四人で一〇分くらい歩くと大きなレストランに着いた。中はもうお客でいっぱい。よっぽど安くておいしい店にちがいない。 任せるからというと、三人でキャッキャッと騒ぎながら注文して、四人分がたくさんの大皿に山ほど盛られてきた。 私に気を遣いながら三人は目をキョロキョロさせて頬張る。若い人は気持ちいいなと思いながら私も食べた。トウモ ...
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