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2018年7月18日の記事一覧

在日ブラジル人旅行ガイド=ロベルト・マクスウェルさんが講演=日本旅行でのおすすめ語る

講演中のロベルトさん

 日伯文化連盟(アリアンサ、大城幸雄理事長)は、同ピニェイロス文化センターで在日ブラジル人旅行ガイドのロベルト・マックスウェルさん(43)による講演会『次の到着地―日出づる地への旅行アドバイス』を26日午後に開催し、日本旅行を考えている日語学習者など約50人が集まった。  ロベルトさんは自己紹介後、訪日観光客数の推移などを紹介し ...

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日系人のルーツを文章で=ディスカバー・ニッケイ募集開始

 米国ロサンゼルスの全米日系博物館によるウェブ事業「ディスカバー・ニッケイ」が、個人の体験談を綴る『ニッケイ物語』の投稿を募集している。第7回目となる今年のテーマは「ニッケイ・ルーツ:私たちの文化の足跡をたどる」。  同事業は各国日系人の文化や歴史、経験などをインターネットで相互共有し、つながりを深めることが目的。今回のニッケイ ...

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NHK=サンパウロ支局長交代=藤本さんから小宮さんへ

小宮さんと藤本さん

 3年の任期が終了して帰国するNHKサンパウロ支局長の藤本雅也さん(39、広島県)と、新任の小宮智可さん(ともよし、46、福岡県)が挨拶のために12日、来社した。  印象に残ったことを藤本さんに尋ねると、「リオ五輪の開会式で司会が『人種や文化の違いを楽しもう』と連呼していたのが印象的だった。日本だったら『楽しもう』というより、か ...

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水野龍展、17日から=パ州文化局ホールで

 『水野龍、ブラジル日本移民の父とその笠戸丸航海日誌』展が17日から、パラナ州クリチバ市の州文化局ホール(SEEC、Rua Ébano Pereira, 240)で開催されている。入場無料、10月5日まで。  航海日誌や当時の様子を説明したバナーなど、展示品はサンパウロ市文協の移民史料館ほか日系団体から。  開館時間は平日の午前 ...

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日本移民110周年=サントス日本語学校の完全返還=ようやく訪れた「本当の終戦」=(4)=戦勝情報というフェイクニュース

サントス強制立退き者の名簿(写真=松林要樹さん提供)

 当り前だが、戦争中はどんな精神状態の人でも祖国に帰るという選択肢はなかった。そして、ヒトは抑圧され、バカにされると「いつか見返したい」「誰かが仕返ししてくれるはず」という希望を抱く。それが「日本軍が上陸してブラジル政府を罰する」という幻想につながった。  だから、「日本民族は世界一」的な言説によって自尊心を維持する心境が強くな ...

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自分史=私のシベリア抑留記=谷口 範之=(20)

 三月中旬の厳寒の中、素手で握り合った両手の仄かな暖かさが甦ってきた。  さらに新京市時代の歌人の一人が、初年兵は最低だよ。そんな時思い出したら気持が落ち着くよと、餞にくれた短歌が頭に浮んだ。   ひもじさと寒さと恋をくらべれば    恥しながらひもじさが先  二回口ずさんでみると、圧しつぶされそうな気持も、なんとなく和んできた ...

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