2018年7月24日の記事一覧

サピエンス全史の著者、ユヴァル・ノア・ハラリ氏、ブラジル誌の単独インタビューに応じる=ブラジルでは8月に第3作目刊行

ユヴァル・ノア・ハラリ氏(flicker)

 2011年に初版が刊行され、世界中でベストセラーになった『サピエンス全史』と、2015年に出版され、同じくベストセラーになった、続編『ホモ・デウス』(邦題未定・日本語版は今年9月に出版予定)の著者、ユヴァル・ノア・ハラリ氏(イスラエル・42)が、前の2作品に続く3部作の最終版となる21 Lessons for 21-st Ce ...

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《ブラジル》3党が党大会で大統領候補発表=シロは左翼の連帯を呼びかけ=PSOLはMTST指導者=ボルソナロの副候補はあの人?

PSLの党大会でのボウソナロ氏(中央)とジャナイーナ氏(左)(Fernando Frazão/Agência Brasil)

PSLの党大会でのボルソナロ氏(中央)とジャナイーナ氏(左)(Fernando Frazão/Agência Brasil)  大統領選を視野に入れた各政党の党大会が20日からはじまり、23日現在で、シロ・ゴメス氏(民主労働党・PDT)、ギリェルメ・ボウロス氏(社会主義自由党・PSOL)、ジャイール・ボルソナロ氏(社会自由党・P ...

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《ブラジル》三権の混乱が企業活動妨害=大統領選候補者に「リスク表」を配布=「まるで幽霊列車」の表現も

最高裁のレヴァンドフスキ判事(Carlos Humberto/SCO/STF)

最高裁のレヴァンドフスキ判事(Carlos Humberto/SCO/STF)  ブラジルでは、連邦政府、連邦議会、司法の3者が矛盾する動きをとっており、インフラ投資を停滞させていると23日付現地紙が報じた。  ブラジル基礎工業・社会インフラ産業会(Abdib)は、道路、下水、港湾、空港整備事業、エネルギーなどの諸分野で法的リス ...

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《ブラジル》港でのコカイン押収急増=PCCの活動活性化を反映

 連邦警察や連邦財務局が港で押収するコカインの量が急増しており、今年に入ってからの押収量は、過去10年間の押収量を超えたと21日付現地紙が報じた。  1月から今月19日までのコカイン押収は28回に及び、コンテナなどで見つかったコカインは13・8トン(66キロ/日)に達した。昨年は年17・6トン(49キロ/日)を押収した。  主要 ...

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リオ州=軍の治安部門直接統治は年内まで=既に引き継ぎ計画も立案中

リオ市で警備活動を行う軍警たち(Tania Lego/Agencia Brasil)

 【既報関連】連邦政府が「リオ州保安部門の直接統治」(intervenção federal、IF)を2月16日に宣言してから5カ月以上が経過した。  IFは今年末までを期限としており、情勢次第では延長の可能性も示唆されていたが、リオ州に入っている陸軍は、期限一杯をもっての撤収、引継ぎを計画していると、23日付現地紙が報じた。 ...

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《ブラジル》今年もFLIP文学祭開催=女流詩人イウダがテーマに

 リオ州パラチー市で開催され、ブラジルを代表する恒例の文学祭、パラチー国際文学祭(FLIP)が明日(25日)から開催される。23日付G1サイトなどが報じている。  2003年にはじまったFLIPは、今年で16回目を迎える。今年の予算は前年の580万レアルから50~100万レアルほど削減されているようだが、今年も国内外から文学界の ...

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東西南北

 サンパウロ市地下鉄の発表によると、毎年発表している1月1日から6月11日までの期間における、同地下鉄における重大な故障の発生状況が、2000年の統計開始以来、過去最悪になっていたことがわかった。今年発生した故障は44件で、計61時間にわたり、乗客が迷惑を被ったことになったという。地下鉄における重大な故障は、2010年まで、減少 ...

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眞子さま、県連日本祭りへ=110周年式典にご出席=「未来担う世代にも引き継いで」

式典でお言葉をのべられる眞子さま

 「移住者とそのご子孫が、努力を積み重ねて今日の日系社会の発展を築き、支えてこられたことに、心より敬意を表します。そして、皆様が歩んでこられた長い道のりに思いを馳せるとともに、その歴史が、未来を担う世代にも大切に引き継がれていきますことを願っております」――21日(土)正午から、県連日本祭り内で行なわれたブラジル日本移民110周 ...

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「眞子さまの言葉は癒し」=110周年式典参加者に感想聞く

小西さん

 110周年記念式典に参列した参加者の声を会場で拾った。家族で来ていた小西ジューリオ武雄さん(60、二世)=サンパウロ市在住=は、「眞子さまのお言葉は、僕らに癒しを与えてくれた。ブラジルに暮らしている僕らのことを、日本の人たちは忘れていないんだと思わせてくれたんだ」としみじみ語った。  ボトゥカツから参加した肥田文子さん(70、 ...

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眞子さま=イビラプエラ公園ご訪問=秋篠宮殿下の逸話に笑顔

日本館で鯉にえさをやる眞子さま(望月二郎撮影)

 眞子さまは21日、日本祭りで110周年式典に出席された後、サンパウロ市のイビラプエラ公園に移動し、午後4時半から開拓先没者慰霊碑への献花と、日本館の視察に向われた。  慰霊碑前ではサンパウロ日本人学校の子供とその親ら約200人が出迎えた。眞子さまが一礼して献花なさった後、県連の山田康夫会長が慰霊碑の歴史を説明。眞子さまは慰霊碑 ...

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