岡山県人会(角南美佐子会長)は「支援フェイジョアーダ会」を19日午前11時から、同県人会館(Rua da Gloria, 730, Liberdade)で開催する。先月の西日本豪雨で被害を受けた母県に、売上げから材料費を差し引いた収益全額を寄付する。来月中旬まで義援金を募っている。 西日本豪雨による岡山県内の死者数は61人に ...
続きを読む »2018年8月8日の記事一覧
野球少年11人が日本遠征=JICAボラ大見さんが実現
サンパウロ州グァララペス市の少年野球チームの選手11人とその父兄4人が7月28日から今月6日にかけて日本に滞在し、日本のチームとの試合やプロ野球の観戦などを行った。JICA青年ボランティアで同チームで野球を指導する大見翔さん(25)が、クラウドファンディングで100万円以上集めるなど支援を呼びかけて実現した。 埼玉県人会元会 ...
続きを読む »国際交流基金=「三島由紀夫再発見」開催=映画、舞踏等オマージュ事業
三島由紀夫をテーマにした映画上映会や講演、読書会などの文化イベント『三島由紀夫再発見』を、国際交流基金サンパウロ日本文化センターが9日から開催する。イベントはすべて入場無料。映画上映、講演、読書会は1時間前から整理券を配布する。 シネマテッカ・ブラジレイラ(Largo Senador Raul Cardoso, 207, V ...
続きを読む »大耳小耳
俳誌『朝蔭』465号が7月に刊行された。《秋深し蒸かし肉まん恋しくて》(バストス、藤田克椰)。東洋街では中華食材店には各種肉まんが並んでおり、ダイソーでレンジにかけられるプラスチック容器を買ってきてチンすれば、蒸かさなくても簡単に食べられる時代に。5月の鯉のぼりはなかなか当地で見ることができない。それゆえ《鯉のぼり瞼の裏にはた ...
続きを読む »漫画の学術セミナー初開催=研究対象としての多角的に分析=明大・小林副学長「先進的な例」
サンパウロ市のリオブランコ大学は7月21日に「漫画―歴史、様式、社会的役割―」と題したセミナーを開催し、同学や市内の他大学の教授らが講演を行った。セミナーを後援した明治大学からは小林正美副学長が来伯。小林副学長に漫画の文化としての側面や、同セミナーの意義を取材した。 セミナーにはリオブランコ大学、明治大学、サンパウロ州立総合 ...
続きを読む »■ひとマチ点描■家庭で皇室歓迎料理を=パット・ド・インペラドール
1997年に今上天皇皇后両陛下がご訪問された際、ベレンで特別に用意された「パット・ド・インペラドール(天皇陛下の鴨)」という創作料理がある。 料理人の故パウロ・マルチンスさんが考案し、現在もベレン市内のレストラン「La em casa」(Av. Boulevard Castilho Franca, Estacao das D ...
続きを読む »大阪・聖姉妹都市協会=ポ語スピコン優勝外山さん来伯=「在日外国人を助けるヒントに」
大阪・サンパウロ姉妹都市協会(吉川秀隆会長)が2月に行なった『ポルトガル語スピーチコンテスト』で優勝した外山朝陽さん(17、愛知県豊橋市)と同協会の粟嶋裕さんが7月25日に来社した。 同協会は同コンテスト優勝者を毎年ブラジルに派遣している。外山さんは24日にブラジルに到着し、1日まで弓場農場やサンパウロ市難民施設などの視察を ...
続きを読む »伊波興祐さん=約20年振りに下議選出馬=インターネットで周知図る
元連邦下議の伊波興祐さん(78、沖縄県系三世)が約20年振りに連邦下議選に出馬する。伊波さんは1970~90年代、サンヴィセンテ市議、連邦下議などを歴任した。87―91、91―99年の2回目の連邦下議時代はPSDBの日系下議として活躍した。 伊波さんは7月24日に来社し出馬を表明。下議時代に所属したPSDBではなく、PRS所 ...
続きを読む »自分史=私のシベリア抑留記=谷口 範之=(25)
墓参団が出発する前夜、新潟市のホテルで会い、すぐに四角な顔にメガネの彼を思い出した。松の原生林へ伐採の応援に行ったことを話した。すでに八〇歳をこえていた彼は、「ああ、覚えているよ。どこの兵隊かと思ったんだ。そうか君たちだったのか」と、遠くを見る眼差しになった。 彼は隊長であった。にも拘わらずあの伐採で腰椎を痛め、コルセットを ...
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