2018年8月22日の記事一覧

リオ=ゲイ・ミュージアムを開催=激しい物議を醸す中

 18日、リオ市内のラジェ公園内で、無料の展覧会「ゲイ・ミュージアム(Queermuseu)」がはじまり、激しい物議を醸している。  この「ゲイ・ミュージアム」は、LGBTに関するアート約270点を集めた展覧会だ。これらの作品はいずれも、従来の「性のあり方」に一石を投じるテーマ性を持っている。作品によってはポルノ的表現を伴うもの ...

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元ブラジル代表の名選手ロマーリオ=リオ州知事選情勢の中間発表で、僅差でトップ

リオ州知事選に出馬しているロマーリオ候補(Ascom)

 ブラジルでは10月7日に統一選挙が行われる。最も注目されるのは大統領選挙で、連日、世論調査の結果や公開討論会の様子が大きく報じられている。「あまり経済に強くない」と評価される候補に有利な情報が出ただけで、その日の為替や株価も大きく変動するほどだ。  だが、10月7日は大統領選だけでなく、国内各州の州知事選、連邦議会の上院、下院 ...

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《ブラジル》ロライマ州ではボルソナロ候補が断トツ人気 移民に不満、州民に極右化傾向 ベ国インフレは100万%超 襲撃事件後も流入続く国境

パカライマから入国するベネズエラ人たち フォーリャ紙より

パカライマから入国するベネズエラ人たち フォーリャ紙より  【既報関連】18日、ベネズエラとの国境を有すロライマ州パカライマで、市民がベネズエラ移民の避難所を焼き討ちする事件が起き、大きな問題となっている。同州はマドゥーロ政権の圧政から逃れて来た移民急増で犯罪も増加。移民憎悪が膨らみ、緊張関係が続く中、極右大統領候補のジャイール ...

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ブラジル コカ・コーラ=「ブラジル撤退も」と政府に圧力=国内価格8%上昇の可能性も

多くのブラジル国民はコカ・コーラが大好き。燃料不足の際も、「ガソリンは止まってもいいから、コーラは止まるな」との冗談も出たほど

 飲料大手コカ・コーラ(C)社は、5月に発生したトラックストの前まで享受していた、マナウス経済特区(ZF)での恩恵を回復させない限り、同地での生産をストップさせると、連邦政府に圧力をかけていると21日付ブラジル国内紙が報じた。  6月末には既に、ブラジル飲料工業会(Abir)を通じて、この申し入れは伝えられていた。AbirはC社 ...

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《ブラジル》パウリニアの製油所で爆発事故=死傷者はゼロだが生産停止

爆発事故が起きる前のレプラン製油所に乗りつけたタンクローリー(Rovena Rosa/Agência Brasil)

 サンパウロ州内陸部パウリニアにある、ペトロブラス社最大のレプラン製油所で20日に爆発事故が発生。石油精製は全面的に中止されたが、21日には従業員も勤務に復帰と21日付現地紙、サイトが報じた。  レプラン製油所での爆発事故は、20日午前1時頃、発生した。最初の爆発は、ゼオライト(沸石)などの触媒を利用して原油を分解、蒸留してガソ ...

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《サンパウロ市》地下鉄6号線の工事停止から2年=LJで資金繰りが悪化

 サンパウロ市の北部とセントロ(中央部)を結ぶ予定のサンパウロ市地下鉄6号線の工事停止から丸2年が流れたと、21日付現地紙が報じている。  同線は北部ブラジランジア駅からセントロのサンジョアキン駅まで全15駅で、1号線と4号線に連結し、さらに六つの大学に行くことが可能な線として2008年に発表された。12年から準備に入り、13年 ...

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《ブラジル》情報公開法施行6年も、未だ浸透不十分=公社や司法機関に改善の余地

国民の税金で運営されている機関が国民に情報公開することは当然の義務だ。(参考画像・Marcello Casal jr./ Agencia Brasil)

 ブラジルでは情報公開法が施行されてから6年が経つが、国営企業や司法機関などではまだ情報公開の姿勢が浸透していないと、21日付現地紙が報じた。  連邦会計監査院(TCU)の調査では、公社や司法機関はサイトでの情報公開に積極的でないことが明らかになった。TCUは、65の裁判所や62の公社を含む連邦機関135と、連邦検察庁関連機関五 ...

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東西南北

 18日に起きたロライマ州パカライマでのベネズエラ移民の避難所など焼討のニュースはブラジル国民に強いショックを与えている。「困った時、南米人は同胞」と昔から言われていただけに、裏切られたような気分か。それにしても、ベネズエラ移民問題は、移民に反対する団体がネットで偽情報を流すなどして、凶悪化していた、との報道は気にかかる。5月の ...

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ロンドリーナ=創業70年、同地最古の日系商店=創業者の想い引継ぐバザール味村

(左から)忠昌さん、トキ子さん

 パラナ州ロンドリーナでかつて〃日本人街〃と呼ばれていたセルジッペ街――戦後の急速な発展に伴い、最盛期には日系人が2千世帯を超えた同地も、今では日系商店がわずか2、3軒に。そんななか最古の日系人商店「バザール味村」は、今年で堂々たる創業70年の節目を迎えた。  店内はどこか昔懐かしい日本の雰囲気を漂わせる木作りで、今では珍しい木 ...

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アチバイア=花と苺の祭り、今月末から=新作! 苺のニョッキも

来社した一行

 アチバイア・オルトランジャ協会(吉田ネルソン高男会長)主催の「第38回花といちごの祭典」が、31日から9月23日までの金、土、日曜日(7日の独立記念日含む)に、同市のエドムンド・ザノニ市立公園(Av. Horacio Neto, 1030)で開催される。  1500平方メートルの展示場の見どころは、ブラジル日本移民110周年を ...

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