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8月 2018の記事一覧

日本祭り=喜多方ラーメン3千食完売=新しい商品販売も検討中

販売が検討されている「ロ麺チスト」と、「奈良萬」

 県連日本祭りの郷土食ブースで喜多方ラーメンを販売した福島県人会(永山八郎会長)。同県人会の曽我部威事務局長と、来伯した五十嵐製麺の武藤啓一さんが先月31日に来社し、日本祭りの結果を報告。また、新たに販売を計画している新しい袋ラーメンと日本酒を紹介した。  日本祭りでは袋ラーメン「喜多方こってり醤油味」(五十嵐製麺)を元にスープ ...

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移民の父、上塚周平の半生描く=熊本市劇団、記念公演10月に

(左から)山南さん、坂本代表、プロミッソン公演を手伝う安永和教さん、孝道さん

 プロミッソン上塚周平植民地百周年ならびにブラジル熊本県人会創立60周年の節目を祝して、熊本市の劇団夢桟敷(坂本真理代表)が来伯記念公演『万華鏡~百年物語』を今年10月に企画している。  前身である旧劇団笠戸丸が、本紙の高木ハウル社長の招聘で移民百周年の翌09年に来伯公演を行ったので、今回で2度目となる。  新作の『万華鏡~百年 ...

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■今週末の催し

 11日(土曜日)  桜まつり、午前9時、カンポスさくらホーム(Av. Tassaburo Yamaguchi, 2173, Vila Albertina, Campos do Jordao)、日曜も      ◎  名画友の会映画鑑賞会、昼12時半、熟連(Rua Dr. Siqueira Campos, 134)      ◎ ...

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移民110周年記念して顕彰=笠戸丸表彰を110個人・団体へ=日系社会発展への貢献称える

来社した桂川笠戸丸表彰小委員長(左)と菊地祭典実行委員長

 ブラジル日本移民110周年記念祭典委員会(呉屋春美祭典委員長)は「笠戸丸表彰」の表彰式を、24日午後2時から文協大講堂で開催する。節目の年を記念して、日系社会の発展や日伯両国の関係強化において顕著な貢献をした110の個人と団体を称える。  全伯から187の推薦を受け、70歳以上で20年間以上に渡って活動した個人(故人も含む)・ ...

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自分史=私のシベリア抑留記=谷口 範之=(26)

 もし私が耐えられずに肩を外して逃げると、四人は支えきれなくなってこの巨大な松材の下敷になるだろう。そうなれば、死ぬか大怪我をするに違いない。外の四人もそう思っているだろうと、渾身の力をこめてふん張った。  背骨の下方のあたりが、ピシピシと数回音をたて、思わず私はよろめいた。長棒組の二人が、すかさず材木の両端を支え、どうにか荷台 ...

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両親の涙が涸れるのはいつ?

 3日未明、ニカラグアで医学を学び、研修で当直勤務を行った帰りに機銃掃射を受けて死んだライネイア・リマさんの遺体がペルナンブコ州に着き、昼前に埋葬が行われた▼この件は4日付サイト記事にも書いたが、リマさんの帰郷を心待ちにしていた母親が、大学が特別に出した卒業証書を手に娘への思いを語った部分などは涙を誘い、何度ももらい泣きした。遠 ...

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日本移民110年祭記念感想文=「力いっぱいやった」=この地に生きて60年=日本や地方からサンパウロへ=サンパウロ市在住 駒形 秀雄

豊作だったトマトを収穫するコチア青年夫婦(『コチア青年―妻と歩んだこの道―』、コチア青年連絡協議会、2011年)

 7月下旬、移民110年式典・日本祭りも成功裡に終わり、ブラジル在住日系人もホッと一息というところでしょう。  110年式典はその規模、運営とも大変立派なもので、海軍軍楽隊を捲き込んだ演出は、ブラジルと日系社会の一体感を形にして見せてくれました。また、沖縄系の太鼓隊や伝統の阿波踊りまでブラジル風のリズムにアレンジされて観客の感覚 ...

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リベルタドーレス杯=7日から決勝トーナメント=16チーム中、13チームが優勝を経験

南米一のクラブを決めるリベルタドーレス杯が、W杯に伴う中断期間後、約1カ月半振りに再開した。7日から始まったのは、グループリーグを勝ち残った16チームによる決勝トーナメントだ。今年は例年以上に強豪揃いとなっている。  16強の顔ぶれの豪華さは、現在残っている16チーム中13チームまでが過去南米一を経験していることからもうかがえる ...

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《ブラジル産製品》農業部門が強すぎる事が仇となる?=世界各国が貿易障壁を設定

 チーズパンから牛肉まで、ブラジル企業は20に及ぶ貿易障壁を諸外国から課されている。世界各国がブラジルに課している貿易障壁を、8月6日にブラジル全国工業連盟(CNI)がまとめて発表した。  「貿易障壁」とは、外国産製品の輸入を難しくするために設定する、輸入量制限や関税の他、自国産業を競争で有利にするために補助金を出すなどの区別が ...

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サンパウロ市=家庭内暴力被害者に職斡旋=経済的な自立を支援するため

家庭内暴力の被害者を支援するためのプロジェクト導入を発表するブルーノ・コーヴァス市長(前列左から3人目、Heloisa Ballarini)

 サンパウロ市が6日、家庭内暴力の被害者達を経済的に支援するため、「脱出の道はある(Tem Saida)」と呼ばれるプロジェクトを導入した。  官民共同参加の支援計画は市役所と検察が協力して提供するもので、家庭内暴力の被害者には優先的に職が斡旋される。  このプロジェクトは、家庭内暴力の被害者が経済的に自立できていないために、加 ...

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