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2018年9月5日の記事一覧

人マチ点描=ソロカバで敬老会と演芸会

Coral Nikkeyの皆さん

 今年もソロカバ日伯文化体育協会(UCENS)主催の敬老会と演芸会が、松嶋ロベルト会長の下、2日に同会館で盛大に行われた。その様子を、ソロカバ在住の齊藤利治さん(二世、77)が次のように投稿してくれた。  《私たち<Coral Nikkey>は現在20人になり、先月の笠戸丸広場で日本祭りに続き、2日も4曲発表させて頂 ...

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オールドボーイ野球大会9日=「やるぜ、俺たち、生涯野球」

 「第22回オールドボーイ野球大会」(72歳の部)が9日(日)午前8時から、サンパウロ市ボンレチーロ球場で開催される。主催関係者は「『やるぜ! 俺たち! 生涯野球』をスローガンにしています。大勢の仲間に奥様同伴で参加して欲しい」と呼びかけている。  出場資格は1946年以前に生まれた人。参加費30レアル。4チームを当日編成し、ト ...

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カルロポリスの灯篭流し=10月27日、申込み受付中

 パラナ州のカルロポリス文化体育協会と老寿会が共催する、『第37回御先祖合同供養並びに灯篭流し』が10月27日、アセカル(ACECAR)会館(Rua Delfino Mendes, 252)で行われる。  午後4時半から先祖合同供養が始まり、灯篭流しは午後7時から。会館で夕食会も行われる。灯篭は1基40レアルで、申込みは10月1 ...

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大耳小耳

 月刊『ピンドラーマ』9月号が刊行された。「せきらら難民レポート」(おおうらともこ)では、ベネズエラ難民の厳しい祖国での生活ぶりが伺える。《5、6時間スーパーの外の行列に並んで購入できるのは、ある週はパスタ一袋だけ、翌週は鶏肉ひとつだけ》《卵1ダースは最低賃金の3倍、闇市は盛んだったが、庶民の賃金ではおよそ手に届きがたいものだっ ...

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特別寄稿=散り際の美学=<1>=サンパウロ市在住 脇田 勅(ときお)

 年を取れば自分の来し方が懐かしくなるのは、人間の自然です。老人は思い出に生きるともいわれます。県人会のことも、今となっては往時渺茫(びょうぼう)、すべて夢に似たりの感を深くしています。  流れる時のしじまに、わたしは思い出すのです。はるか茫漠の時空を超えて、今なお胸迫りくる三十四年前、一途に信念を貫いた思い出。米寿を過ぎ、人生 ...

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自分史=私のシベリア抑留記=(38)=谷口 範之

  九、病院勤務(二)  患者用の半粥の中に二度だけ、極く少量の牛の内臓のコマ細切れが混じっていたことがあった。看護人は患者に粥だけを配り、内臓の細切れは郷土の先輩である軍曹の飯盒へ全部入れていた。軍曹は細切れの内臓とはいえ、自分だけ口にするのは気が引けるらしく、一切れづつ部下に配給した。見ていて微笑ましい光景であった。  夜勤 ...

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