『ブラジル岐阜県人会便り』6月号を見ていたら、レジストロ市と岐阜県中津川市の姉妹都市記念式典が10月20日に、現地で行なわれるとの記事があった。リベルダーデから貸し切りバスが出て、ピラルク養殖場、茶畑、鍾乳洞の観光なども含まれている1泊旅行だ。まだレジストロ未訪問の人には、格好のツアーかも。申し込みは同県人会(11・3209・ ...
続きを読む »9月 2018の記事一覧
散り際の美学=サンパウロ市在住 脇田 勅(ときお)=<6>
イギリスの哲学者カーライル『罪の何たるかを知らないより大なる罪はない』と書いています。この名誉会長には自分の行為に対する罪の意識も自責の念も全くないのに、おどろくばかりでした。名誉会長の制裁について決議に移る前に、彼の友人の一人から「情状酌量の余地はないのか」という質問が出ました。 それに対してわたしは次のように説明しました ...
続きを読む »自分史=私のシベリア抑留記=谷口 範之=(42)
(註=一九九二年五月末、この丘の大穴の埋葬地に墓参した時、あの松群を真っ先に探した。あった! あの時より成長していて、倍以上の高さになっていた。 思わずそのことを言うと、五〇年近い年月が過ぎているんだよ。うんと伸びているはずだから違うな」と反論した人がいた。私が四七年前に見た松だと確信したのは、出発前に読んだ新聞記事を覚えて ...
続きを読む »《ブラジル》パライバ州=刑務所襲撃犯の根城発見?=銃弾や盗難車、防弾チョッキなど見つかる
【既報関連】10日未明にパライバ州州都ジョアン・ペッソアのロメウ・ゴンサウヴェス・アブランテス刑務所(PB1)で起きた、襲撃、脱獄事件に関連し、同州軍警特殊作戦部隊(Bope)が10日夜、刑務所襲撃犯が根城の一つとしていたと思われる家屋を発見した。 PB1襲撃事件は、銀行や現金輸送車襲撃事件を繰り返していた犯罪集団のリーダー ...
続きを読む »《ブラジル》大統領選支持率調査=ダッタフォーリャでボルソナロに予想外の展開=刺傷後わずか2%の微増=左派が逆に活気づく結果に=戦況はますます混沌化
7日、病床でのボルソナロ氏(Twitter) 10日に発表された、大統領選に関するダッタフォーリャの世論調査によると、6日に暴漢に刺された極右候補のジャイール・ボルソナロ氏(社会自由党・PSL)は、首位を維持したものの、支持率の伸びはわずか2ポイントに止まった、逆にシロ・ゴメス氏(民主労働党・PDT)とフェルナンド・ハダジ氏( ...
続きを読む »ロライマ州ボア・ヴィスタ=ブラジル人刺殺した難民がリンチ死=犯罪増で一触即発の緊張状態=ベ国では370万人が栄養失調
ベ国移民を国内各地に移送する作業も行われているが、ロライマ州での緊張状態は今も続いている(Antônio Cruz/Agência Brasil) 国境を接するベネズエラからの移民や難民が大量に流入中のロライマ州で、ブラジル人市民を殺したベネズエラ人が、市民から袋叩きにされて死亡するという事件が起き、再び緊張が高まっている。 ...
続きを読む »《ブラジル》ベト前パラナ州知事を逮捕=上院選挙への出馬の最中に
疑惑の一つである州道の複車線化現場を訪れたベト氏(2015年3月、Orlando Kissner/ANPr) パラナ州前知事のベト・リッシャ氏(53、民主社会党・PSDB)が11日、クリチーバで逮捕された。11日付現地サイトが報じている。 これは、同州検察局と軍警、市警、財務局、保安局からなる、組織犯罪対策特別班(Gaeco ...
続きを読む »《ブラジル》トラック輸送=最低料金以下の契約に罰金=最大で5千レアルの可能性
延々と続くトラックの列(Valter Campanato/Agência Brasil) 国家陸路輸送庁(ANTT)が10日、運送会社がトラック輸送の最低料金を下回る額で契約した場合、最大5千レアルの罰金を科す事を提案したと10、11日付現地紙、サイトが報じた。 ANTTは現在、最低料金に関し、広く国民の意見を求めている。前 ...
続きを読む »《サンパウロ市》女性軍警殺害の容疑者逮捕=PCCの麻薬密売リーダー
10日、8月に他界した、軍警のジュリアネ・ドス・サントス・ドゥアルテ氏殺害に加担した容疑者の女性が逮捕された。11日付現地紙が報じている。 サンパウロ州保安局によると、逮捕されたのは29歳の女性で、30日間の一時逮捕となる。この女性は、サンパウロ州を本拠とする大型犯罪組織の州都第一コマンド(PCC)構成員で、サンパウロ市南部 ...
続きを読む »東西南北
ここ数年間、政局が非常に読みにくいブラジル。ここ数日の動きは、とりわけ、国外から予想するのが難しかったのではないだろうか。普通、「支持率で1位の大統領候補が刺傷すれば、支持率は当選に向かって一気に跳ね上がる」と予想するのは自然だ。だが、その前後に何があり、それに対して国民がどう思っていたか、あるいは、ブラジルの政治勢力の潜在的 ...
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