ブラジル沖縄県人移民研究塾(宮城あきら塾長)が発行する同人誌『群星』第4巻が8月に発行された。日ポ両語。本紙編集部やブラジル沖縄県人会本部にて無料配布中。 今号では、ブラジル沖縄県人移民110周年を迎えて「県人移民85周年記念祭典」を特集。 一世の郷愁を癒すため屋内で親しまれていた琉球芸能が初めて屋外で披露されたのが、85 ...
続きを読む »2018年10月16日の記事一覧
JICA横浜=ハワイ日本人移住150周年企画=ハワイ初期移民の歴史と邦字紙
JICA横浜2階の海外移住資料館で6日から12月24日まで、ハワイ日本人移住150周年記念企画展示『元年者に始まるハワイ移民と邦字紙が果たした役割』を行なう。 1868年に横浜から出航した約150人の日本人がハワイに到着し、日本からの集団移住の始まりとされた。この後、明治維新により江戸時代が終わり、彼らは「元年者」と呼ばれた ...
続きを読む »佛心寺慈善バザー、21日=婦人部の多彩な手料理も
曹洞宗南米別院佛心寺(采川道昭総監)婦人部による『第30回事前バザー』が、21日午前9時から同寺(Rua Sao Joaquim, 285)で行なわれる。 おしるこや焼きそば、福神漬けなど婦人部お手製料理の他、40のバザリスタが衣類や化粧品など様々な商品を販売する。収益は福祉施設への寄付と、慈善活動に使われる。 案内のため ...
続きを読む »■訃報■下元万里男さん
コチア産業組合創立者の故・下元健吉さんの長男、下元万里男さんが13日正午12時半、サンパウロ市ピニェイロス区の自宅で心筋梗塞のため亡くなった。享年91。 下元さんは1927年7月8日、コチア市で生まれた。同市の『コチア小学校』として知られるモイーニョ・ヴェーリョ区の日本語小学校を卒業した。また、同組合のコーヒー部門で働いてい ...
続きを読む »大耳小耳
ジャパンハウス(Av. Paulista, 52)で17日午後7時から、日本食レストラン「藍染」の白石テルマ・シェフによる講演会が行われる。テーマは『出汁―本物の日本の味』。入場無料、1時間前から入場券が配布される。当地で一流とされる日本食レストランのシェフから聞く「本物の日本の味」は、日系団体の婦人部で話題になるものと同じか ...
続きを読む »沖縄戦の惨苦――戦争孤児 親富祖政吉=第2回
▼戦火の果てに―― オバーと母と親族の死 1945年4月にアメリカ軍の海からの艦砲射撃、空からの爆弾が雨嵐のように大きな爆音を轟かせて襲ってきました。当初家の近くや村の山手の防空壕に難を逃れていた村の人々は、「早く逃げろ」と口々に叫んで村を後にしました。 オバーは、家のすぐ近くの防空壕で一緒でしたが、「もう自分はあるけんから ...
続きを読む »自分史=私のシベリア抑留記=谷口 範之=(62)
一六、列車は南下する ソ連側は行き先を発表しないが、刻一刻と日本が近くになっていることは確かな事実であった。 翌早朝列車は動き出した。昼頃荒野原の真ん中に停車した。前方車輌から 「後へ逓伝。各自炊事用の薪を採り、炊事車に渡せ」 と、寒い強風をついて聞こえた。後の車輌に伝えた。 この南下の旅はノーバヤからポセットまでの ...
続きを読む »「樹海」拡大版=ボルソナロという虚像=デジタル空間に移った選挙活動の主戦場
このようなmemesがインターネットやSNSであっという間に広まって、有権者の印象を左右した 今選挙の特徴の一つは、前回までは道端にあふれていた候補者のサンチーニョ(ビラ)を配ったり、候補者の応援旗を振ったりする人がほぼいなかった点だ。にも関わらず、「ボルソナロ効果」が起きて、政治地図が大激変した。これが意味するのは、「宣伝活 ...
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