聖南西地区のイビウーナ文化体育協会(CCEI、前田博文会長)が、『イビウーナ文化体育協会創立70周年並びにブラジル日本移民110周年記念式典』を14日午前から同会館で開催した。式典には地元日系人や文協関係者ら約600人が参加し、節目の日を祝った。また、新たに建立された記念碑の除幕式も行なわれた。 浄土宗イビウーナ日伯寺の桜井 ...
続きを読む »2018年10月18日の記事一覧
県連故郷巡り=アララクアラ、ノロエステ巡訪=(2)=協和植民地の遠い記憶=開拓で気候一変、不作に
ジャーレス日伯文化協会での朝食の合間、今回初参加で、ここで育ったという日野寛幸さん(72、福岡県)に話を聞いた。日野さんは1957年に家族で移住。翌年、同市郊外の協和植民地に入植した。当時11歳。小学3年生まで植民地で過ごし、4年生からは親戚の家から、市街地の小学校に通ったという。 「当時は野球の試合が楽しみで、カミニョンの ...
続きを読む »こどものその=手巻きフェスティバル、今週末=鮪、鮭、海老など6種
社会福祉法人こどものその(頃末アンドレ理事長)が「第10回手巻き寿司フェスティバル」を21日午前11時~午後4時まで、同施設(Rua Prof. Hasegawa, 1198, Itaquera)で開催する。前売り55レ、当日60レ、10歳以下は無料。駐車場あり。 食べ放題の手巻き寿司の種類は鮭やマグロ、エビ、カリフォルニア ...
続きを読む »■今週末の催し
20日(土曜日) 青葉祭り、午前7時、宮城県人会(Rua Fagundes, 152, Liberdade) ◎ 熟年一日研修会、午前10時、ホーリネス教会施設(Rua Pirapitingui, 165, Liberdade) ◎ テノール歌手 田中公道独唱会、午後1時、サンパウロ市の熟年クラブ連合 ...
続きを読む »沖縄戦の惨苦――戦争孤児 親富祖政吉=第4回
しかし僕は勉強にあまり身が入らず、学校を止めようかと思いながら2年生になっていました。2学期になって宮古島から仲村という社会科の先生が転任してこられた。 社会科の試験の成績が良かったということもあってか、先生から「今日先生は宿直だから、色々と話をしたいからお出で」と誘われました。 先生は、学校での勉強のことや人間の生き方な ...
続きを読む »自分史=私のシベリア抑留記=谷口 範之=(64)
すきっ腹をかかえ寝ころんだ。寒風が吹き込まないから、扉なしのセメント床の上でも寒さを感じない。 後側の板囲いの上部の空間を眺めた。急傾斜の小山に木の十字架の墓標が、ビッシリ立っている。ソ連は無宗教だから死者の墓に十字架はたてないはずだ。終戦前、ソ連軍との交戦で戦死した日本兵の墓にしても、十字架は似つかわしくない、などと考えて ...
続きを読む »刺青や大麻に対する受け止め方の違い
ホームレスの男性に密着取材したNHKの番組で、首筋や袖口にも刺青を覗かせた青年が、「刺青をしている人が全て悪人ではないと知ってもらいたくて、善行を心がけている」と語っていた。確かに日本ではまだ、刺青は極道などと結び付けて考えられるんだろうなと思い、文化の差を感じた▼ブラジルでの刺青は、おしゃれや意思表示の一つでもある。中には、 ...
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