南部パラナ州の農業機械製造工場の様子(参考画像・Ricardo Almeida/ANPr) その月の国内総生産(GDP)成長率に先行して発表され、GDP動向の先読みとなる。ブラジル中銀の経済活動指数(IBC―Br)の8月の結果が17日に発表された。 それによると、8月のIBC―Brは、前月比0・47%増(季節偏差調整済み)で ...
続きを読む »2018年10月19日の記事一覧
《ブラジル》プラスチックのストロー禁止令第2弾=今度はリオ・グランデ・ド・ノルテ州で
ブラジル北東部リオ・グランデ・ド・ノルテ州のロビソン・ファリア知事が17日、州内全域のレストランやバーなどでのプラスチック製のストローの使用を禁じる州条例を裁可した。 唯一の例外は、土中や水中の微生物によって分解される、生分解性(ビオデグラダーヴェル)のプラスチックを使ったストローだ。 同条例では、裁可から180日の適応期 ...
続きを読む »18日よりサンパウロ国際映画祭=今年の目玉作は?
18日より、今年で42回目を迎える、毎年恒例のサンパウロ国際映画祭が開催される。 「モストラ」の愛称で親しまれている同映画祭は、サンパウロの映画通にとって不可欠ともいえるイベントで、毎年のように「見放題パス」「チケット40本セット・クーポン」「20本セット・クーポン」が、開催するかしないかのタイミングで売り切れる。 それは ...
続きを読む »《ブラジル》ボルソナロがフェイクニュース拡散を依頼か=協賛社が違法献金1200万レ?=専門企業に任せ虚報攻勢か=投票日の10日前に新疑惑
17日のボルソナロ氏(Tania Rego/Agencia Brasil) 今回の大統領選ではフェイクニュースの量産が問題となっているが、ジャイール・ボルソナロ氏(社会自由党・PSL)を支持する企業が、労働者党(PT)のフェルナンド・ハダジ氏に不利になるようなフェイクニュースを大量にまく契約を交わしているとの疑惑を18日付フォ ...
続きを読む »《ブラジル》公共事業の民間委託問題=新政権に難題引き継がれる=52の計画が入札もまだ
貨物鉄道の整備にも、民間投資は不可欠だ。(参考画像・Ivan Bueno/APPA) 新大統領が決まる28日の決選投票を10日後に控えた18日、ブラジル現地紙が「新政権は現テメル政権から少なくとも52の公共事業民間委託計画を引き継ぐ」と題する記事を掲載した。 同紙は、現政権が企画した計画中、少なくとも52は来年以降の入札とな ...
続きを読む »《ブラジル》連邦警察が幻覚剤の製造分配犯を摘発=錠剤製造機購入で足がつく
ブラジル連邦警察が17日、幻覚剤のエクスタシーを製造し、郵便で全国に送っていたグループを摘発する作戦を敢行し、4人を逮捕、薬剤や錠剤製造機、連発銃などを押収したと同日付現地紙サイトが報じた。 イプステル作戦と命名された摘発作戦では、25人の警官が、パラナ州クリチバ市など、複数の州で逮捕令状と家宅捜査令状を執行した。一時逮捕さ ...
続きを読む »サンパウロ州知事選決選投票=ドリアとフランサ互角に=現状で52%対48%
17日、サンパウロ州知事選に関するイボッピ(ブラジル世論調査・統計機関)の世論調査が発表され、前サンパウロ市市長のジョアン・ドリア氏(民主社会党・PSDB)と現知事のマルシオ・フランサ氏(ブラジル社会党・PSB)がほぼ互角になっていることがわかった。18日付現地紙が報じている。 一次投票の時点でのドリア氏の得票率は31・77 ...
続きを読む »ブラジル杯=クルゼイロ6度目の制覇=コリンチャンスを3対1で破る
サッカーのブラジル杯決勝第2試合が17日にサンパウロ市で行われ、地元のコリンチャンスを2対1で倒したクルゼイロが、10日に行われた第1試合との合計スコアを3対1として、同杯最多となる6度目の栄冠に耀いたと18日付現地各紙が報じている。 コリンチャンスは満員の大観衆を味方につけ、第1試合で負った1点差を跳ね返すべく、序盤から攻 ...
続きを読む »東西南北
7日に当選者が決まったばかりの下院で、早くも新下議による挑発がはじまっている。ジャイール・ボルソナロ氏の社会民主党(PSL)の新下議のグループが、ボルソナロ氏の三男のエドゥアルド氏を「最多得票を獲得した」ことを理由に次期下院議長になるべきだと、強く主張しているのだ。しかもその中心には元陸軍将官もいる。これに対して、ロドリゴ・マ ...
続きを読む »セアーザ今昔物語=ほとんど全員日本人だった=(1)=ブラジル人も日本語で交渉
1966年にサンパウロ市ビラ・レオポルヂーナ区に開場したセアーザ(通称「CEASA」、正式にはCEAGESP=サンパウロ州食糧配給センター)は、サンパウロ市民の胃袋支える連邦政府傘下の市場だ。食糧配給企業として南米1位の規模を誇る。そんな超巨大公営市場だが、開場当初は働くひとのほとんどが日系人だった。現在はごく少なくなったが、 ...
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