苺農園を後にした一行は、ジャーレス日伯文化協会に戻って昼食。午後は市内の蘭園、チネリ家の葡萄園を訪れた。同園は7ヘクタールに5万本、4種の葡萄が栽培されている。参加者は見渡す限りの広大な畑で、葡萄狩りを楽しんだ。 ここは果樹栽培が盛んで、州内屈指の葡萄生産地だ。昨年の葡萄生産量は約1万7千トン。毎年8月末から9月頭にかけて開 ...
続きを読む »2018年10月19日の記事一覧
文協総合美術展、21日から=今年から文化スペースで開催
ブラジル日本文化福祉協会(呉屋春美会長)主催の『第12回文協総合美術展』が、21日から28日までサンパウロ市文協ビル(Rua Sao Joaquim, 381)の文化スペースで開催される。入場無料。 現代画、具象画(美展)、工芸の3カテゴリーから147人の作品258点が展示される。昨年に引き続き、現代画で赤崎マルコスさんが大 ...
続きを読む »『ブラジルの日系人』第4版=出版会30日、優秀論文発表も
移民二世の視点が中心となって描かれた移民史『O Nikkei no Brasil(ブラジルの日系人)』の第4版の出版記念会が、30日午後7時から、文協貴賓室(R. Sao Joaquim, 381)で行われる。 これは移民百周年を記念して08年に刊行された同書に、移民110周年の総括等を新たに加えたもので、500冊を刊行。原 ...
続きを読む »大耳小耳
「高齢者向けに日本語でスマフォやタブレットの使い方を教えてくれる講座があれば、利用者はかなりいるかも」などと思いつき、ネット上で探していたら、サンパウロ市文協が「DIGITALIDADE – inclusão digital para a terceira idade!!」という第3世代向けの講座をやっていた。セル ...
続きを読む »沖縄戦の惨苦――戦争孤児 親富祖政吉=第5回・終わり
しかし当時の社会情勢は、「プライス勧告」というアメリカ政府の無謀な基地強制接収政策にたいし「4原則貫徹」の島ぐるみ反対運動で揺れており、青年たちの多くは運動に参加していました。このように基地問題で揺れる故郷沖縄を後にして僕は、希望の地を求めてブラジルに渡ったのです。 ブラジルでの生活さて、ブラジルに移住した僕は、サンパウロ州 ...
続きを読む »大衆迎合的な独裁政権への道?=ブラジル大統領選どっちが勝っても=パラグァイからの見方=アスンション在住 坂本邦雄
去る7日(日)、ブラジルの総選挙第1ラウンドで、極右の大統領候補ジャイール・ボルソナロ氏が圧倒的な勝利を得た事は、ラテンアメリカの政治図を右寄りに転向させる一方、世界で近頃は又人気が上昇傾向の、強権指導者台頭に良い追風になりそうである。 アメリカのドナルド・トランプ大統領を礼賛するボルソナロ氏は、第1ラウンドで46%の投票を ...
続きを読む »まるで「ロッキードの後の2・26」
17日、チリのピノチェ独裁政権擁護の政治家たちと会談するボルソナロ氏(@jairbolsonaro) 大統領選はどうやらジャイール・ボルソナロ氏(社会自由党・PSL)の勝利で揺らぎそうにない勢いになってきているが、先日、コラム子は同氏の政見報道を見て、大きな違和感を覚えた。それは、この10数年間というもの間、ブラジルや南米があ ...
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