2018年11月23日の記事一覧

チッチに「遊び采配」のすすめ

チッチ氏(Fernando Frazão/Agência Brasil)

 ベスト8止まりで終わったサッカーのW杯ロシア大会の後、セレソンは現状で6連勝を続けている。数字だけで見ればいい結果を残しているように見えるが、コラム子はこの試合内容があまり好きではない▼なぜか。それはこれらの勝利が、W杯のときとほぼ変わらない陣容でのものだからだ。出場選手も、試合でのフォーメーションもほとんどW杯のときのもの。 ...

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ヴィニシウス=欧州最優秀新人の最終選考に=ノミネートの中では最年少

フラメンゴ時代のヴィニシウス(Gilvam de Souza/Flamengo)

 レアル・マドリッドで活躍中の期待の18歳、ヴィニシウス・ジュニオルが、「欧州サッカー界の最優秀新人賞」を意味する「ゴールデン・ボーイ」の最終選考の5人に残っていることがわかった。  イタリアのスポーツ紙「トゥットスポルト」が主催するこの賞では、21歳以下のプレーヤーの中から最優秀新人を決める。最終選考に残った5人は、100人の ...

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反小児ポルノ=ブラジルとアルゼンチンの警察が同時に摘発作戦実行=69件の捜査令状が執行される

 ブラジル治安省による小児ポルノ摘発作戦である、ルス・ナ・インファンシア(「幼少期に光を」の意)作戦第3弾が22日に決行され、ブラジル全土18州と連邦直轄区の市警が合計69の家宅捜索、押収令状を執行した。  治安省は「今回の作戦は、子供や青少年を標的として目論まれる、インターネット空間での犯罪摘発活動を、より強力に継続するための ...

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《ブラジル》ボルソナロ時期大統領=教育相指名をめぐり二転三転=本命モザルチ氏に福音派反対=「政党なき学校」めぐり=代替候補はシェルブ氏か?

最初に名前が挙がったモザルチ氏(Instituto Ayrton Senna)

最初に名前が挙がったモザルチ氏(Instituto Ayrton Senna)  ジャイール・ボルソナロ次期大統領(社会自由党・PSL)が教育相にモザルチ・ネーヴェス・ラモス氏を指名しようとしているとの情報が21日に流れ、下院の福音派グループからの猛反対が起こり、変更を余儀なくされた。理由はモザルチ氏が、ボルソナロ氏が推進する「 ...

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《ブラジル》10月度統計=5万7733人の正規雇用創出=商業、サービスが牽引=時短契約者への経済効果に疑問

改正労働法で制定された時短契約労働者も、正規雇用者として数えられてしまう(参考画像・Camila Domingues/Palacio Piratini)

改正労働法で制定された時短契約労働者も、正規雇用者として数えられてしまう(参考画像・Camila Domingues/Palacio Piratini)  ブラジル労働省は21日、10月度の全就労・失業者台帳(Caged)のデータを発表。それによると、10月は正規雇用が5万7733人分増えたと、22日付現地各紙が報じている。   ...

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《ブラジル》トカンチンス州=農場の木造校舎に国際賞=世界の建築業界が注目

繊細な木造建設の施設(Leonardo Finotti/Divulgação)

 デザインの卓越性と建築的な野心が評価され、社会にも有益な影響を及ぼしている建物を表彰する、RIBA国際賞に、トカンチンス州の農園にあり、教師や生徒840人が暮らす木造の学校が選ばれたと21日付G1サイトなどが報じた。  キッズ・ビレッジ(子供村)はトカンチンス州フォルモーゾ・ド・アラグアイアにある2万3344平米の施設で、恵ま ...

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《ブラジル》高等裁判所が裁判官への裁判特権維持=閣僚などとは異なる扱いに

 高等裁判所が21日に判事投票を行い、10対3で、高等裁や地域裁、地域労働裁、地域選挙裁の判事には、現状の裁判特権(フォロ・プリヴィレジアード、以下FP)を維持することを決めた。22日付現地紙が報じている。  今回の投票で決まったのは、前記裁判所の判事が起訴された時は、当該事由が役職と関係あるかや、役職期間中に起きたかに関係なく ...

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《ブラジル》温室効果ガス=17年の排出量前年比2・3%減=森林伐採減で排出も少なく

アマゾンの森林伐採の様子(Mayke Toscano/Gcom-MT)

 気候変動の観測と温暖化防止活動を行うブラジルの非政府系団体、オブセルヴァトリオ・ド・クリマ(OC)が21日に発表した調査書によると、2017年にブラジルが排出した温室効果ガスは20億7100万トンで、21億1900トンだった16年より2・3%減少した事がわかった。21、22日付現地紙・サイトが報じている。  調査書では、ガス排 ...

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東西南北

 21日夜、サンパウロ市南部イタイン・ビビの日本料理店「JAM」で、寿司職人の男性が突如暴れだし、包丁2本を手に持って、その場にいた従業員や顧客など50人ほどを相手に威嚇行為を行った上、同僚の1人の首にきりつけて怪我を負わせた。店からの通報で駆けつけた警察が説得を行ったが、なおも危険な状態が続き、さらに男性が警官のひとりをも襲お ...

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サンパウロ倫理法人会1周年祝う=「ブラジルに必要な経営思想だ」=来年2カ所目、上部組織も

会員らが記念撮影

 「スマフォなどの一見便利なテクノロジーによって、逆に人と人が遠ざかっている時代に、倫理の教えが我々の身の回りの関係を近づけてくれている。日々忙しさが増す中で、倫理が日々の些細なことの大事さを思い出せてくれる」――サンパウロ倫理法人会(須郷清孝会長)の設立1周年「感謝の集い」が20日午前、サンパウロ市のマツバラホテルで開催され、 ...

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