ホーム | 2018 | 11月 | 23 (ページ 2)

2018年11月23日の記事一覧

伝記『“カオリン王”堀井文夫』=移住80年記念して刊行=来月モジで出版記念式典

来社したモジ文協一行

 『カオリン王 堀井文夫 移民80年記念史』の出版記念式典が、来月13日(木)午後7時半から、モジ・ダス・クルーゼス文化協会(Rua Presidente Campos Sales, 230, Vila Industrial)で行われる。  「カオリン王」と呼ばれる一方、篤志家としても知られる堀井氏。同書では、鉱脈を掘り当てた幸 ...

続きを読む »

陶芸展示即売会、今週末に=「直接手にとって使ってみて」

来社した一行

 ブラジル現代陶芸会(CCBRas、福沢マコト会長)は「陶芸品展示即売会」を24、25の両日午前10時から、文協展示室(Rua Sao Joaquim, 381)で開催する。  陶芸家・生駒憲二郎さんが陶芸家同士の連絡網と情報配信のために開設した個人的なブログをきっかけとして、昨年には陶芸家同士が情報交換をするホームページに発展 ...

続きを読む »

にっけい文芸賞授与式=文協貴賓室で24日に

 ブラジル日本文化福祉協会(呉屋春美会長)は「2018年度にっけい文芸賞授与式」を24日午後1時から、文協貴賓室(Rua Sao Joaquim, 381)で開催する。受賞作品は以下の通り(敬称略)。 【日語部門】「子孫たちへ」(井口原道子著)、「アンデスの風」(田中慎二) 【ポ語部門】一等=「Contos Dubios」(ジャ ...

続きを読む »

■訃報■森ジョルジ

 第1回サンパウロ・ビエナーレに当時最年少(19歳)で出展し、天才少年と呼ばれていた早熟の日系画家・森ジョルジさんが、20日にサンパウロ市内で亡くなった。享年86。  1932年10月20日サンパウロ市生まれ。若干11歳から絵画を学び始め、44年から画家・高岡由也氏に師事し、47年にサンパウロ市で初の個展を開催。51年に出展した ...

続きを読む »

USPで恒例の終了茶会を1日に=華展は30日から

 サンパウロ大学日本文化研究所は、恒例の「終了茶会」と「華展」を30日、12月1日に同研究所(Av. Prof. Lineu Prestes, 159)で開催する。入場無料。同大東洋文学部、ブラジル生け花協会、ブラジル茶道裏千家ブラジルセンター後援。  これは同大学で開講されている茶道講座を受講する学生が主催するもので、1日午前 ...

続きを読む »

大耳小耳

 カオリンとは鉱物資源の一つ。陶磁器やセラミック、耐火物、ガラスなど窯業の主要原料のほか、製紙原料としても使用されている。同書によれば、堀井さんの母が死に際に家を建てたいと指差した小高い丘に、後年になって堀井さんが家を建てようとしたところ、カオリンの鉱脈を発見したとか。当初は、カオリンを販売するのに詰める袋もなく、捨ててあった養 ...

続きを読む »

『臣民―正輝、バンザイ―』=保久原さん著、本日から掲載開始

保久原ジョルジ淳次さん

 エスタード紙論説委員の保久原ジョルジ淳次さんが、父・正輝の生涯を描いたポ語記録文学『O Sudito: Banzai Massateru(臣民―正輝、バンザイ―)』(Editora Terceiro Nome、2007年)の日本語訳を本日から連載する。中田みちよさんと古川恵子さんが共訳した。  保久原さんは1966年にUSP工 ...

続きを読む »

臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(1)

はじめに            保久原淳次ジョージ  この本は後部の参考書および訳注・備考欄に記載した記録および作者が収集した証言、あるいは本人の記憶によるエピソードなどを記したもので、登場人物はすべて実在し、記述された事柄はすべて事実である。  しかしながら、本書は歴史、社会学、新聞報道のたぐいのものではなく、しいていえば、物 ...

続きを読む »