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2018年12月4日の記事一覧

伯日移住者協会が解散=会員減少に歯止めかからず

最後の事業となった日本庭園修復

 ブラジル・ニッポン移住者協会(杓田美代子会長)は、10月28日の臨時総会において、同会の解散を決定した。  2003年に開催された戦後移住50周年記念式典の準備委員会を発展的に解散させた結果、同会は発足した。当時は、会員約800人を抱えたが会員減少に歯止めが係らず、現在会費を支払う会員は20人ほど。財政的問題も予想され、活動に ...

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春薫絵画教室が展覧会=墨絵、アクリル画など110点

伊藤薫代表

 春薫(しゅんくん)絵画教室(伊藤薫代表)が主催する2018年展覧会が6日から15日まで、サンパウロ市ピニェイロス区の同アトリエ(Rua Mourato Coelho, 520)で開催される。日本移民110周年を記念して、50人の生徒が描いた作品110点が展示される。  5日午後8時から同アトリエで開会式。期間中の開場時間は午前 ...

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西本願寺、援協に年末寄付=4850レの浄財手渡す

援協ビルを訪問した一行

 浄土真宗本派本願寺南米教区(梶原洋文マリオ開教総長)は、先月29日に援協本部を訪れ、援協傘下のサントス厚生ホームとさくらホームに対してそれぞれ2425レアル、合計4850レを寄付した。  同日、梶原開教総長、西本願寺護持会の吉瀬教通会長、西村セツコ婦人部長、ボーイスカウト父兄会の喜多山智香子会長が訪れ、与儀昭雄会長、井上健治副 ...

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臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(8)

 それまで、人間は老齢や転落や殺人などの事故のために死ぬのだとばかり思っていた。それも耳にしたことがあるだけだ。はじめて脳膜炎の患者がでたとき、みんなは船の高いところから転落し、頭をひどく打ち、打ち所が悪くて死んでしまったと考えた。そこではじめて脳膜炎だということが知らされた。  最初の脳膜炎による犠牲者がでたとき、乗客の動揺は ...

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