サンパウロ市文協ビル内のCIATE(国外就労情報援護センター)で訪日就労を希望する日系人の相談を受けている永井康之専務理事は、日系四世受入れ制度について、「そもそもの制度設計がずれている」と一言。 「文化を学ぶためなら言語能力や5年という期間も必要ないし、入国後の就労見込みを示さなくても良いはず。働くためなら年齢制限や家族帯 ...
続きを読む »2018年12月15日の記事一覧
小桜舞子=アマゾナス劇場で単独公演!=聴衆の心を鷲掴み
演歌歌手の小桜舞子さんは先月25日、アマゾナス州都マナウスにあるアマゾナス劇場で公演「小桜舞子in Brazil」を催した。会場には700人が集まり、熱狂の渦に包まれた。浜プロダクションズ&イベンツ(浜田タツオ社長)主催。アマゾン・サット提供、ホンダ、ポルタウ・アマゾニア後援。 フェイスブックで浜田社長と知り合ったのをきっか ...
続きを読む »ジャパン・ハウスで20、21日=日本移民110周年記念講演会
国際交流基金サンパウロ日本文化センターとサンパウロ総合大学は「日本移民110周年記念講演会」と題したシンポジウムを20日(木)、21日(金)にサンパウロ市のジャパン・ハウス(Av. Paulista, 52)のセミナールームで開催する。 日系人の芸術表現や日本語が、ブラジルで変容と進化を経験してきた事、ブラジル―日本間の人の ...
続きを読む »臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(16)
正輝の父、忠道の怒りは当然だが、鹿児島の支配下にいるのがいいという意見だった。この新しい県の行政を司る人間、それは絶対に優秀な薩摩の旧藩士で、沖縄をよくしる現在の鹿児島県人でなくてはならなかったのだ。それが政治家であれ、軍人であれそしてまたは平民であれ。 1892年、天皇から男爵の称号を受けた尊大な旧薩摩武士、奈良原繁(なら ...
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