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2018年12月21日の記事一覧

JICA=帰国報告会で6人が発表=斉藤所長「変化に屈しない人材に」

来年1月に帰国する2016年第3次隊

 来年1月に帰国する国際協力機構(JICA)の2016年第3次日系社会ボランティア6人の帰国報告会が13日、市内の同事務所で行われ、各地で奮闘した2年間の活動成果が発表された。  「私に出来ることは何か。果たして、期待に応えることができているのか常に不安だった」――ブラガンサ・パウリスタ連合会日本人会に青少年活動で参加した角野美 ...

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日本力行会が役員改選=学校法人として3期目に

 学校法人「日本力行会」(東京都練馬区)からの連絡に寄れば、12月上旬に以下の通り、第3期目の役員等を選任したという。任期は2020年12月4日までの2年間。同会は1897年に創立、2014年12月1日に東京都知事から学校法人として認可され、今回で3期目。  村上悦榮理事長は、「第3期の新たな組織体制が発足しました。日本力行会を ...

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日系基督連、新年礼拝を13日=「私の教会を建てあげる」

来社した井川理事長、徳植牧師

 ブラジル日系基督教連盟(井川アザエル理事長)は「新年礼拝」を来年1月13日(日)午後3時から、ホーリネス・リベルダーデ教会(Rua Pirapitingui, 165)で開催する。一般開放。入場無料。  当日は、湯浅敬牧師が「私の教会を建てあげる」をテーマに説教する。昨年までは日語で行われていたが、信者の世代交代を受けて、今年 ...

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大耳小耳

 『ブラジル岐阜県人会便り』327号が11月に刊行された。長屋充良会長宅で11月24日、忘年会をかねて、来年の県連日本祭りで出す郷土食の試食会も行われたそう。NHKドラマ『半分、青い!』で有名になった「五平餅」と「鶏ちゃん」が振る舞われて好評を博した。そのほか、タコ焼き、牛肉串焼き、わらび餅、栗粉餅なども予定されているとか。この ...

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サンパウロ新聞、73年の歴史に幕=急激な読者減少と経費膨張で=鈴木編集局長手記を要約掲載

廃刊のいきさつを書いた鈴木雅夫編集局長の記事

 サンパウロ新聞が20日付で廃刊の告知を出した。今月22日付けが通常号としては最後、その後、年末に出す2019年新春特集号(1月1日号)をもって廃刊になると公表した。同日付コロニア社会面トップには、鈴木雅夫編集局長が「本誌廃刊のいきさつ」として、その経緯を記している。大見出しには「急激な読者減と経費膨張が引き金/度重なる運転資金 ...

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臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(20)

 1900年、山東省で、義和団(Boxers)が中国に滞在する外国人に対して内乱をおこし、北京の諸国公使館を包囲した。日本は速やかに、そして密かに(中国の一部を支配しコントロールしようと企んでいる諸強国を刺激しないよう)当地にいた半分の隊で騒ぎを鎮圧し、平常にもどした。  このとき、日本人は自国こそこの地方の安定を保ち、自分たち ...

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「ボヘミアン・ラプソディ」とブラジル

ボヘミアン・ラプソディのポスター

 今、世界で「話題になっていない国はない」と思えるほど大ヒットしている映画が「ボヘミアン・ラプソディ」。英国の世界的任期ロックバンド、クイーンの伝記映画だ▼なんでも日本では、公開から5週間が過ぎても、普通、1週ごとに落ちるのが当たり前の動員が、同じかそれ以上のペースで推移するという異常事態が起き、テレビの一般のニュースでも頻繁に ...

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伝記『カオリン王 堀井文夫』刊行=初志貫徹でコロニア屈指の実業家に=寡黙で謙虚、日系社会の恩人

たくさんの孫らに囲まれて移住80年を祝う様子(伝記133P)

 「カオリン王」と称されるコロニア屈指の実業家で、篤志家としても知られるサンパウロ州モジ・ダス・クルーゼス市在住の堀井文夫さん(84、広島県)。謙虚で寡黙な人柄で知られ、それ故に地元ですら、堀井さんの経歴を詳しく知るものは少なかった。今月13日夜、伝記本『カオリン王 堀井文夫 移民80年記念史~八十路を楽しむ移民80年~』(日ポ ...

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