リオで大雨による水害拡大=各地で完遂や落木などの被害

 リオ州では3日から強い雨が続いており、各地で被害が出ていると、3、4日付G1サイトが報じている。
 リオ市では3日夜~4日朝の雨で洪水なども発生。西部のレクレイオ・ドス・バンデイランテスでは3日夜の4時間だけで45ミリの雨が降った他、アウト・ダ・ボア・ヴィスタやバーラ・ダ・チジュッカなどでも、4日朝までの24時間の雨量が月間降水量の半分を超えた。
 雨の被害はバイシャーダ・フルミネンセ地区でも起きており、ノヴァ・イグアス市では3日夜、病院の中に水が浸入。市内各地で、冠水や下水の逆流なども起きた。
 州山間部では、カショエイラ・デ・マカク市で4日朝、倒木のため、市内を走る州道116号線が一時通行不能となるなどの被害が出た。カルモ市では4日未明だけで58ミリの雨が降って川が氾濫。陸の孤島状態になっている。ポルト・ヴェーリョなどでは土砂崩れも報告されている。
 同州の雨は4日午後も続いており、このまま行くと、数日間で月間平均降水量相当の雨が降る可能性もあるという。