ロンドリーナ熊本県人会で新年祝う=母県から高齢者、米寿章伝達も

63人で賑わった新年会

63人で賑わった新年会

 汎ロンドリーナ熊本県人会(西村鉄夫会長)は「新年会」並びに「高齢者章、米寿章伝達式」を14日午前10時から同市西本願寺会館で開催した。連日の雨により会員の参加が懸念されたが、マウア・ダ・セーラからも家族連れで顔を見せ、63人で賑わった。
 林秀昭氏の司会進行で、西村会長の挨拶、先没者へ1分間の黙祷の後に、昨年度の事業、会計報告が行われた。続いて、昨年10月に熊本県知事より届いた高齢者、米寿章の祝状、記念品を伝達。平山ハツエさん、中川キヨ子さん、興梠シマ子さんに高齢者章、永松サチエさん、原田エキさん、内田正志さんに米寿章が授与された。
 伝達式の後、中川名誉会長の乾杯の音頭で祝盃をあげ、持ち寄りのご馳走に舌鼓しながら、親交を深め合った。当日の最高年齢者は、元ロンドリーナ本願寺の住職を務めた94歳の中山哲彌氏。今年もマウア・ダ・セーラからの参加者は自家栽培の果実、野菜を袋詰めにして出席者全家族に配り、新鮮なお土産を手に午後2時に会場を後にした。