新移民法=永住ビザ消滅でも既存権利は保障

 【既報関連】昨年11月24日施行された新移民法改正に伴って、消滅となった永住ビザ。佐伯法律事務所のミシェレ・アイダール弁護士によれば、取得済の永住権は新法においても保障され、外国人登録証(RNE)についても、有効期限迄は効力を有するという。
 現在のところ永住ビザ保有者に必要とされる法的手続きはないが、今後はRNEから移住国内登録証(CRNM)に切替わる。特に60歳以上の移住者については、これまでRNEの更新は不要と規定されていた。だが、新法施行によりその条項が取消されており、現在整備が進められている施工規則の制定を待つ必要がありそうだ。