ADESC=奥山新会長就任、抱負も=他人を誉めて団結強化

来社した皆さん

来社した皆さん

 農協婦人部連合会(ADESC)は、『第22回定期総会』を先月20日、高知県人会で開催した。サンパウロ州各地から約40人が参加、新役員を選出した。新役員が先月26日に来社し、抱負を語った。
 満場一致で新会長に選出された奥山貴美子さん(二世、74)は「初めて会長職を務める。先輩に教えてもらいながら、できるだけ頑張りたい」と語り、「新しい会員も増やしたい」と会の活発化に意気込みを見せた。
 2014年から2期会長として会を引っ張った西村千世子さんは副会長となり、奥山さんを支える。「色々と教えてもらったことを伝え、助けたい」と頼もしい一言。
 総会で決まった今年のテーマは「他人を誉められる人間になる」。西村副会長は「団結心をさらに強めるためには、人をけなし叱り飛ばすのではなく、誉めて団結心を強める」と説明した。
 今年の旅行は、6月末に4泊5日でマラニョン州を訪れ、レンソイス・マラニャンセスを中心に観光する。また、7月の日本祭りにはパラグアイのADESC会員5人も参加し手工芸品などを販売する予定だ。
 昨年度の収入・支出は18万8432・96レ。今年度の予算案は収入22万4600レ、支出は20万4600レとなった。
 2018―19年度の運営役員は以下の通り。
 【会長】奥山貴美子【副会長】西村千世子、鹿毛マルシア秀子、上芝原初美、内海千代美【ポ語書記】森岡幸恵、山崎セシリア【日語書記】鳥原寿子、滝井孝子【会計】則武マリア・ルイザ、飯田ミリアン