伯珠算連盟=そろばん講習会、24、25日に=教育省公認、免許の取得も

(左から)荒木さん、斎藤会長、上原さん

(左から)荒木さん、斎藤会長、上原さん

 ブラジル珠算連盟(斉藤良美会長)主催の「そろばん講習会」が24、25両日に、サンパウロ市社会文化センター(Rua Pelotas, 385)で開催される。両日とも午前10時から午後5時まで。参加費200レ、申込みは21日まで。
 講習会は、そろばん教師だけでなく、そろばんに関心を持っている16歳以上の人も対象とする。毎年5~6人程度が参加するといい、マンツーマンでのきめ細やかな指導が特徴だ。
 講習会で3級相当以上(小数点を含む計算)と判断された場合には、伯教育省公認のそろばん教員免許が取得できる。そろばん人口が増加傾向にあるなか、教員免許を持つ指導者は、全伯でもまだ20人程度という。
 来社したそろばん指導員の荒木悦子さん(66、北海道)は、「指導者も高齢化しており、若い人を養成する機会になれば。興味をもって友人に教えるなど少しずつでも広がって欲しい」と語った。同じく上原プリシーラ由美子さん(26、二世)も「日語学校で教師をする人も、生徒を呼び込む一策として始めてみては」と参加を呼びかけた。
 問合せや申込みは、同連盟(15・3231・1339/15・99723・1228/soroban88acsb@gmail.com)まで。申込みはなるべくメールで行うこと。