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《ブラジル》19日は「先住民の日」=ブラジリアで手工芸品展

国歌を演奏したミゲル氏に挨拶するSジャルジン法相(Marcelo Camargo/Agência Brasil)

国歌を演奏したミゲル氏に挨拶するSジャルジン法相(Marcelo Camargo/Agência Brasil)

 法務省がブラジリアの同省ビルで16日から、「先住民週間」のイベントを開催中だ。19日の「先住民の日」を記念したイベントは25日まで続くと13日付法務省公式サイトや16日付アジェンシア・ブラジルなどが報じている。
 「先住民週間」のイベントは16日午前10時から始まり、開会式にはトルクアルト・ジャルジン法相らも出席。先住民のロブソン・ミゲル氏がギターを弾きながらグアラニ語で国歌を歌った後は、各地の先住民が紹介され、各部族の歌や踊りを披露した。また、先住民もその作品を賞賛する写真家のセバスチャン・サウガード氏が展示会用のパネルを法相に手渡すと、法相も同氏に記念プレートを贈与した。
 また、期間中は、同省傘下の国立インジオ保護財団(FUNAI)でも、テーマ別に編集したビデオの上映や写真展、先住民の手工芸品展などが行われる。また、先住民の生活の実態を知ってもらうため、期間中は公私立校生徒を招いた見学会も開催されている。

先住民の手工芸品(Marcelo Camargo/Agência Brasil)

先住民の手工芸品(Marcelo Camargo/Agência Brasil)

 FUNAI総裁のフランクリン・リベイロ・デ・フレイタス氏は16日、同財団の働きを拡大し、先住民の権利や生活を守るためには予算拡大が不可欠とし、経費上限法の適用範囲を超えた幅で予算を拡大するために議会の協力を求めた。
 また、1990年の国勢調査の時は、30万人の先住民に対して4500人の職員がいたが、現在は先住民が100万人いるのに、同財団職員は2300人しかおらず、人材確保も重要な課題だと訴えた。同総裁によると、FUNAIは最近、220人の職員を雇用したという。
 ただ、FUNAI総裁が法相に先住民保護での功績を称えるメダルを贈呈した際は、インジオ宣教師協議会(Cimi)からクレームが出た。同協議会事務局長補のジウベルト・ヴィエイラ氏によると、「ジャルジン法相は就任以来、先住民保護区制定など、先住民保護に不可欠な政策に目をつぶり、それを阻止するかの如き行動を取っている」という。

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