《ブラジル》サッカー連盟次期会長にカボルコ氏=圧倒的な得票数で当選

 17日、ブラジル・サッカー連盟(CBF)次期会長選挙が行われ、ロジェリオ・カボルコ氏(45)が圧倒的多数で当選した。18日付現地紙が報じている。
 CBFは現在、マルコ・ポーロ・デル・ネロ会長が国際サッカー連盟(FIFA)より収賄疑惑で停職処分を受けているが、今回の選挙はデル・ネロ氏の任期が切れる2019年4月16日以降の会長を1年前倒しで選ぶもの。
 だが、出馬したのは、デル・ネロ氏が推薦するカボルコ氏ひとりだった。同氏はCBFの特別理事をつとめている。
 投票は連邦直轄区を含む全国27の州連盟と、全国選手権1部、2部の各20チームの代表が行ったが、最大141票のところで135票の賛同を得て、カボルコ氏の当選が決まった。
 同氏に反対したのはフラメンゴ、コリンチャンス、アトレチコ・パラナエンセの3チームのみだった。彼らは連盟に3票、1部リーグ2票の投票割当が気に入らず、反対に踏み切った。
 また、サンパウロ州、リオ州の連盟は当初反対だったが、投票時には賛成に回っていた。
 カボルコ氏の任期は4年で、2023年4月15日までとなる。