文協・工芸委員会50周年記念展=創業者メンバーの作品も

展示のチラシ

展示のチラシ

 文協の工芸委員会(生駒憲二郎委員長)は、前身の工芸作家協会創立から今年で50周年であることを記念して、「工芸展」を19、20日、文協文化ホール(Rua Sao Joaquim, 381)で開催する。入場無料。
 工芸作家協会は1968年に創立した独立団体で、97年に文協の委員会になった。これは同日に文協で行われる文化祭りの企画のひとつ。50周年を記念して創立メンバーの川上久子さん(草木染)、三橋延吉(みつはしのぶよし)さん(彫金)、鈴木章子(しょうこ)さん(陶芸)の作品も展示される。他にも20人の作家が出展する。
 生駒委員長は「文化ホールでは他にも茶道、書道、生花、絵画も展示され、これらの団体と一同に介して展示を開催するのはこれが初めて」と言う。「50年の歴史の集大成のような展示。ぜひ多くの方にこれまでの活動をみて頂きたい」と呼びかけた。