東西南北

 22日は朝9時からブラジル代表の試合が行われるため、対応が試合後からになる機関が多く、注意が必要だ。サンパウロ市では、特別診療科の救急診療所(AMA)や保健所(UBS)、オーラ・セルタ、特別救急外来は午後1時から午後5時までの対応となるが、通常外来のAMA、AMA/UBS統合医療施設は午前7時から午後7時まで対応する。銀行は午後1時から5時まで。州交通局(デトラン)とポウパテンポは午後2時よりの対応で、ショッピングセンターも午前11時半からの開店となる。
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 ロシアで盛り上がっているサッカーW杯だが、ハメを外したブラジル人ファンが、現地ではポルトガル語が通じないのをよいことに、卑猥な言葉を叫んだり、ロシア人女性に卑猥な言葉を言わせたりする事件が、開幕以来、少なくとも3件発生している。そうした映像流出で職を失った人もいるし、地元警察に捜査、法的手続きに入るよう、正式に告発された人もいる。どこの国、どんなイベントの場であれ、女性への敬意を欠いた行為、言動は言語道断。猛省を求めたい。
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 リオ州テレゾポリスで19日、アパートに住む男性が、勤務中の門番の背後にガソリンを持って近付き、燃料を浴びせて放火する事件が起きた。火をつけた時の様子や、門番が慌てて走り出した後に男が悠々と詰め所を出る様子は防犯カメラに残っており、衝撃を与えた。詰め所の中は燃え、門番は体表面積の6割の大火傷を負った。門番が逃げ込んだのは母親の家で、母親は火を消そうとして息子に抱きついたという。犯人は逃亡中だが心無い事件が多過ぎる。