大耳小耳

 もう文協には日本語中心の会員はいなくなったようだ。先日、文協から郵送されてきた封筒を開けてみると、会誌『コロニア』だった。「そういえば久しく見ていなかったな」とパラパラめくって驚いたのは141号(2013年)、142号(14年)、143号(15年)、144号(16年)、145号(17年)の5年分の内容が一冊にまとまっていたこと。以前は少なくとも1年に1冊は出ていたように思うが、今回はもしや5年ぶりに刊行か。しかもポ語のみ。「会員には日本語で読む人がいない」という意味だろうか。だいぶ前から日本語での会議はなくなっていたが、ついに会誌からも…。ブラジル「日本文化」福祉協会という名前が泣かないように、日本語へのこだわりも、しっかり残して欲しいものだが…。