東西南北

 服役中にもかかわらず、ルーラ元大統領を大統領選の候補にすることにこだわり続けている労働者党(PT)。現地紙によると、大統領選に際した同党の公約の中には「最高裁に制限を加える」というものがあるという。それによると、「最高裁判事は憲法を遵守し、かつ、国際感覚を持った人でなければならない」といい、「最高裁と高等裁の判事には任期を設けたい」という。それに加え、司法関係者に対し「住宅手当の廃止」や「休暇の短縮」を行い、さらに長官職は司法関係者全体での直接選挙にしたいという。ルーラ氏が実刑を受けたことへの司法界への報復でないことを祈りたい。
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 21日、サンパウロ大都市圏のオザスコ市で、20歳の女性が母親(39)の再婚相手(28)から、ナイフで40カ所を刺される事件が起きた。女性は一命をとりとめたものの、重傷で現在入院中だ。この義父は、被害者の女性の母親が買い物に出かけている間に彼女を襲い、そのまま行方をくらましているという。調べによると、男性と彼女の母親は3年前から交際を始め、以来、一家の仲は険悪になったという。娘は同居せずに祖母の家で生活しており、母を訪れた際にこの悲劇が起きた。
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 26日のサッカーの全国選手権、サンパウロは敵地ポルト・アレグレでの対グレミオ戦で先制したが、1―2で逆転負けした。この前日、首位を行くフラメンゴがサントスと引き分けたため、この試合でサンパウロが勝てば首位に浮上できていたが、そうはならなかった。サンパウロは勝ち点差2の状態でフラメンゴを追っている。