《ブラジル》当選者が現れなかった宝くじ当選金額は半年で1億5千万レアル(45億円相当)=「抽選日から90日以内」意外に短い受け取り期日

6個の数字を選んで、的中すれば高額賞金のメガ・セナは大人気(参考画像・Bruno Fortuna/Fotos Publicas)

6個の数字を選んで、的中すれば高額賞金のメガ・セナは大人気(参考画像・Bruno Fortuna/Fotos Publicas)

 ブラジルでは、今年の上半期に受取人が現れぬまま、引き取り期限が過ぎて失効した宝くじ当選金の総額が1億5035万レアルにのぼった。
 このデータは、国内一番人気の宝くじ、メガ・セナに、ロトファシル、キナ、ロト・マニア、チーミマニア、ドゥプラ・セナ、ロテカ、ロトゴル、フェデラルの「受け取り期限までに当選者が現れなかった当選金」の総額だ。
 2014年上半期(以下同様)は1億2921万レアル、2015年は1億4197万レアル、2016年は1億8338万レアル、2017年は1億3534万レアルで、今年の1億5035万レアルとあわせると7億4千万レアルを超える。上半期に限定しない、過去5年間(2013~17年)の宝くじ当選失効金の総額は15億1千万レアルだ。
 また、昨年全体の宝くじ当選失効金の総額は3億2600万レアルで、これは同年の宝くじ当選金総額42億レアルの8%近くになる。
 宝くじ当選者は抽選日から90日以内に当選金を受け取らなくてはならない。期日までに受取人が現れなかった場合、当選金は学生融資基金(Fies)に回される。(6日付ニュースサイトG1より)