東西南北

 本面で報じたように、いまひとつ盛り上がりに欠けた9日の大統領選のテレビ討論会。だが、その参加者中、ツイッターで最も話題になったのは、ボウソナロ氏でもアウキミン氏でもなく、泡沫候補のカボ・ダシオロ氏だった。「パトリオッタ(愛国者)」党候補の同氏は、話の中で頻繁にイエス・キリストの名前を出し、聖書の一説を読んだ上、「この国が今直面していることは愛の不足だ」と発言、この言葉がちょっとした流行にまでなっている。事前の知名度も政見放送の持ち時間もなく、今後の討論会への参加も微妙な、彼のような候補にとり、今回の参加は知名度アップには役立っただろう。次に目立つ機会はあるか。

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 7月28日にサンパウロ市北部トゥクルヴィ駅で、新バスターミナルがオープンした。だが、現在はわずか1路線のバス(107T10)のみの発着で、市民が驚いている。建設当初の宣伝では、「19路線を取り扱う」という約束だったのに、できたターミナルそのものも、バスが4台しか入れないような構造になっているという。地下鉄1号線の北の終点駅に隣接するターミナルだが、サンパウロ市側は果たしてどういう運営がしたいのか。

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 9日のサッカーのリベルタドーレス杯。フィリポン新監督が率いるパルメイラスは、敵地でのセーロ・ポルテーニョ戦で2―0と快勝。再来週の第2戦を前に幸先よいスタートを切った。2得点を決めたボルハは、アトレチコ・ナシオナルに在籍中の一昨年、準決勝以降の4試合で5得点と大暴れでチームを優勝に導いている。今大会でも既に8得点を挙げており、相性がよい。