世界のポップカルチャー集合=ワールド・ポップ・フェス

イベントを楽しむコスプレイヤー

イベントを楽しむコスプレイヤー

 ヤマト・ミュージック社(近沢隆社長)が7月20、21、22日の3日間、サンパウロ市ヴィラ・ギリェルメ区のマート・センターで「ワールド・ポップ・フェス」(WPF)を開催した。同イベントには映画やアニメ、音楽、ゲームなど多様なポップカルチャーが集まり、ファンを楽しませた。
 同社は昨年までアニメ・フレンズを主催していたが、別会社に権利を販売。様々なポップカルチャーを包括する、より大型のイベントとして今年からWPFを立ち上げた。会場内には映画同好会や書店、声優体験コーナーやロックバンドの音楽ショーなどが企画された。
 様々なイベントの取材を行い、Youtubeやインターネット上のラジオで放送しているルーカス・リマさん(30)は「音楽や映像を楽しめるし、色んなファン層が集まる。雰囲気も他イベントとは違う」と語った。
 米映画・ドラマ「スタートレック」のファンクラブ「ノヴァ・フロッタ」のブースを出したルシアーノ・マルゾッカさん(41)は「漫画やアニメ、特撮だけでなく、映画もアピールできる。もっと大きなイベントに成長すると思う」と好印象を語った。
 同イベントには米、日、韓国などから芸能人の出演もあり、ジライヤやジャスピオンの主題歌を歌った串田アキラさん、ロックバンドFLOWなどが演奏を披露した。