110周年=日本祭りで義援金約5500レ=西日本豪雨の義援金集める

110周年記念祭典委員会から義援金が渡された

110周年記念祭典委員会から義援金が渡された

義捐金を届けた広島カープファンのグループ

義捐金を届けた広島カープファンのグループ

 ブラジル日本移民110周年記念祭典委員会(呉屋春美祭典委員長)が8日、ブラジル広島文化センター(平崎靖之会長)に日本祭りで集めた義援金5468・30レを渡した。同センターは先月の西日本豪雨被害のため義捐金を募っている。譲渡はサンパウロ市文協ビルの貴賓室で行なわれ、同委員会の菊地実行委員長、呉屋祭典委員長、平崎会長らが出席した。
 菊地実行委員長は多くの人から協力があったと挨拶し、「祭り会場で義援金キャンペーンを見た非日系の方がすぐに協力してくれた場面もあった。災難に遭った人を助けたいという気持ちが伝わった」と振り返った。募金箱の中には100レアル札が25枚も入っていたと明かした。
 平崎会長は「思ってもいない義援金をいただき、心から感謝している。皆さんの協力でたくさん集まってきている」と謝辞を述べた。
 広島文化センターで義援金キャンペーンを発表した後、2千レの小切手を届ける人や、広島カープファンのグループから2千レを受け取るなどの反響があったそうだ。
 同センターの義捐金キャンペーンは9月中旬まで。同センターの義援金キャンペーン用特別口座の振込先は以下の通り。《CENTRO CULTURAL HIROSHIMA DO BRASIL, CNPJ 47.851.779/0001-12, BANCO SANTANDER (033), Agencia ? 4551 ? Rua Galvao Bueno, 31, C/C ? 000130 03986 5》